ミランのMFティエムエ・バカヨコが、試合中にジェナーロ・ガットゥーゾ監督へ侮辱的な言葉を浴びせていたようだ。イタリアスカイ・スポーツ』が報じた。

ミランは6日、セリエA第35節でボローニャと対戦。事件は試合中にベンチ前で起こった。

26分、先発出場していたミランのMFルーカス・ビリアが負傷。MFホセ・マウリと交代していた。

トレーニングに大遅刻した事もあり、スタメンから外れていたバカヨコだが、ガットゥーゾ監督はビリアが負傷したタイミングでウォーミングアップを指示。しかし、バカヨコはペースを上げずにウォーミングアップを続けていた。

スカイ・スポーツ』によると、バカヨコに対してガットゥーゾ監督が「準備はできているか?」と尋ねたところ、バカヨコは「ノー」と返答。この返事に怒ったガットゥーゾ監督がバカヨコが言い合いになると、バカヨコがガットゥーゾ監督に侮辱的な言葉を投げかけたようだ。

この件についてはミランのスポーツ・ディレクターを務めるレオナルド氏も把握しており、「チーム内で対処する」とコメント。その処分については公表しないとも明かしている。

チェルシーからレンタル移籍中のバカヨコは、今シーズンのセリエAで28試合に出場し1ゴール1アシストヨーロッパリーグでも6試合に出場するなど、レギュラーとしてプレーしてきたが、先日の遅刻や今回の暴言の影響で買い取られることはなくなったと見られている。

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