NSGグループが運営するNSG美術館では、2019年4月27日(土)より6月23日(日)まで新潟開港150周年を記念して新潟市在住の日本画家渡辺富栄氏の作品展「船を造る人々」を開催しています。25年に渡り、造船所で働く人々を描き続けてきた貴重な作品の数々をぜひご鑑賞下さい。

船を造る人々-貝殻錆を落す-(2018年)
今から150年前に新潟港は開港しました。港は船によって世界に繋がっています。新潟市には外洋を航行する船を造る造船所が二つあります。日本美術院院友の渡辺富栄氏は、柳都大橋たもとにある造船所で「船を造る人々」というテーマで日本画作品を描き続け25年になります。

新潟西港に並行する国道113号線、通称東港線を車で走ると造船場に引き上げられた作業中の船が見えます。陸に上がった船はとても大きく見えます。そしてその船に取りついて作業をしている人たちが見えました。

「当時、片岡球子先生から指導していただいていました。先生からは若い人は人物を勉強しなければだめと言われていました。造船所に行き、絵を描かせて下さいとお願いして描いた作品が、院展に入選しました」と渡辺氏。作品からは大きな船体に取り組む働く人々の姿と、鉄板やアルミ板を加工する火花、騒音、塗料の匂いとともに船を造る人々の誇りが伝わってきます。
船を造る人々-船大工-(2001年)
◆「船を造る人々」日本画・渡辺富栄展
会期:2019年 4月27日(土)~6月23日(日)
NSG美術館 新潟デザイン専門学校教育施設
新潟県新潟市中央区西船見町5932番地561
電話/025-378-3773
ホームページ/http://www.nsg-artmuseum.jp/
開館時間/10:30~18:00(入館は17:30まで)
休館日/月曜日※祝日または振替休日が月曜日の場合はその翌日
観覧料/■個人■大人300円、専門学生・大学生200円、高校生以下無料
■団体(20名以上)■大人200円、専門学生・大学生100円、高校生以下無料
※学生は学生証の提示が必要

配信元企業:株式会社NSGホールディングス

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