1着入線も17着降着のマキシマムセキュリティ、陣営は復権のため裁判を視野に

 競馬の米国3冠レースの第1戦、ケンタッキーダービーで1位入線しながら17着に降着処分となったマキシマムセキュリティギャリーウェストオーナーは裁定の結果に異議を訴えたが、ケンタッキー州競馬委員会はこれを却下。すると同氏は即座に裁判を起こすことを明らかにしている。米メディアが報じている。

 4日(日本時間5日)に行われたケンタッキーダービーマキシマムセキュリティが1位で入線を果たしたが、22分間の審議の末に17着に降着となった。ファンからも「誤審だよ」「良い判断ではなかった」などと不満の声が続出。さらに、同馬のギャリーウェストオーナーは米放送局「NBC」のニュース番組「Today」に対し、裁定結果に異議を申し立てる意向であることを明かしていた。

 記事によると、同氏は「これはレーシング界全体が注目するに値する大きさの出来事だと思う。彼らは、何が本当に起こっているのか知る機会を得るに値する」と語り異議を訴えていた。

 さらに米3冠レースの第2戦のプリークネスステークスの回避も表明。「私たちにはもう米国クラシック3冠の見込みはない」とも話していたという。

 しかし、ケンタッキー州の競馬委員会が訴えを却下したことで、同氏は新たな態度を表明。米フォックスニュースによると、「マキシマムセキュリティオーナーは、ケンタッキーダービーでの降着処分に対する訴えが却下されたことにより、判定を覆すために告訴すると話した」と報じ、同オーナーが6日に「適切な管轄で裁判を起こす」と語っていたという。降着騒動は泥沼化しつつある。(THE ANSWER編集部)

1位でゴールしたものの降着処分となったマキシマムセキュリティ【写真:Getty Images】