(画像は少年革命家ゆたぼん公式Twitterスクリーンショット

「少年革命家」を自称する不登校ユーチューバーゆたぼんくんが、5日に自身のツイッターを更新。学生たちに向けたメッセージに、賛否両論を巻き起こっている。

 

■「学校に行きたくない子は行かなくていい」

ゆたぼんくんは、「子供は学校に行くのは権利であって義務ではない」「親は子供が行きたくないと言っているなら行かせなくていい」「人生は冒険だ」と力強く語る動画をツイッターに投稿。

最大で10連休となったゴールデンウィークが終わり、憂鬱になっている学生たちに向けて「学校に行きたくない子は行かんくていい」とメッセージを発信した。

 

■「ゆたぼん」とは

元気に「ハイサイまいど!」から始まる動画を投稿しているゆたぼんくんは、小学3年生の頃から学校に行かなくなったという。

その理由とは、宿題を忘れ、放課後や休み時間に宿題をやらされたことを不満に思ったことにはじまり、先生の言われた通りに行動する同級生がロボットに思え、「このままだと自分もロボットになってしまう」と、学校に通わないことを決意。

今では「学校には行きたい時に行く」スタンスで通っているようだ。

夢は「子どもだけが乗ることのできるピースボートに乗って、世界中に友達をつくること」。現在では、人気作家や編集者、お笑い芸人などと共演し『ゆめのたね放送局』の最年少パーソナリティとしても活動している。

■「行かなくていい」「他の不登校の子が可哀想」と賛否

ゆたぼんくんのツイートに対し、「無理に学校に行く必要はない」という声が集まった。

一方、「いじめでもなく自分から不登校を選択するのはどうなの」といった声も相次いでいる。

 

■学校が嫌いな人は多い?

宿題や周囲の人に流されるのが嫌で不登校を選択したというゆたぼんくんだが、学校が嫌いだった人はどのくらいいたのだろうか。

しらべぇ編集部が全国の20代〜60代男女1,363名を対象に調査を実施したところ、「子供の頃、学校が嫌いだった」と答えた人の割合は43.5%にのぼった。

学校

実際に不登校にはならなくても、学校を嫌いと思っていた人は多いのかもしれない。自分の意志で学校に行かないと決めたゆたぼんくん。ユーチューブの動画やツイッターで多くの人に思いを伝えてほしい。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代の男女1363名 (有効回答数)

不登校ユーチューバー「行きたくないなら学校行かなくてもいい」 発言に賛否