ANAが東京(成田)~ハワイホノルル)線に導入するエアバスA380型機「フライングホヌ」の初号機が、就航を間近に控えるなか、ひとあし早くホノルルに姿を現しました。ハワイ飛来は今回が2回目。フィットチェックが行われています。

「フライングホヌ」2回目のハワイ

ANA(全日空)が2019年5月24日(金)に、東京(成田)~ハワイホノルル)線へ新たに就航させるエアバスA380型機。その初号機が、現地時間の2019年5月8日(水)午前7時過ぎ(日本時間9日午前2時過ぎ)、ダイヤモンドヘッドを横目に眺めながら、ハワイホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港へ、成田空港から到着しました。

同機がハワイの地を踏むのは、4月17日(日本時間18日)に国土交通省の検査を主目的として飛来したのに続き、これで2回目。今回はボーディングブリッジの確認や荷物の積み降ろしといったオペレーションのチェック(フィットチェック)などを目的に、日本からやって来たそうです。

ANAは、世界最大の旅客機であるエアバスA380型機(520席)を3機導入。ハワイで神聖な生き物とされているウミガメ(ホヌ)にちなんだ「FLYING HONU(フライングホヌ:空飛ぶウミガメ)」という愛称が与えられ、3機それぞれ、色などが異なる特別塗装が施されます。

このたびホノルルに到着した初号機は青(ANAブルー)で、今後登場する2号機はエメラルドグリーン、3号機はサンセットオレンジです。

この「フライングホヌ」初号機が再びハワイの地を踏むのは、5月24日(金)の就航時の予定。2019年7月1日(月)に2号機、そして順次3号機の登場が計画されています。

ホノルルに到着したANAのA380型機「フライングホヌ」。奥に「ハワイ」を象徴するひとつ、ダイヤモンドヘッドが見える(2019年5月8日、恵 知仁撮影)。