俳優の窪田正孝が主演する映画「初恋」が、2020年に公開されることが4月26日に明らかになった。しかも、この作品が今年の5月14日より開催される第72回カンヌ国際映画祭の「監督週間」に出品されることがわかると、ファンからは早速「泣ける。窪田正孝の快進撃が始まる」「2020年は窪田くんの年だ!!」「畳み掛ける窪事でうれしい悲鳴」といったコメントがネットでも躍っている。

「窪田は2015年ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)に主演して以来、5年連続して連続ドラマに主演。しかも今年に入ってからは、舞台『唐版 風の又三郎』主演、4月から月9ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)主演、7月には主演映画『東京喰種トーキョーグール【S】』が公開、さらに来年4月からはNHKの朝ドラ『エール』にも主演するなど、まさに八面六臂の大活躍。しかも来年公開される映画『初恋』がカンヌ国際映画祭に出品されるとなれば世界進出も間近、目を見張るばかりです」(女性誌記者)

 映画「初恋」は、バイオレンス&アクション映画界の巨匠・三池崇史監督が初めて撮ったラブストーリー。才能あるプロボクサー葛城レオが、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が狂い始めるオリジナル作品。三池監督自身も「初めて撮ったラブストーリーがカンヌに選ばれた。幸せです。バイオレンスよさらば!!」とコメントすれば、窪田は「挑戦してみたかったボクサー役。もう一度、面と向かって監督とセッションできたのは本当に幸せな時間でした」と話している。

 実は窪田と三池監督は、強い絆で結ばれていると2人をよく知る映画誌ライターは語る。

「窪田と三池監督が出会ったのは2008年から1年に渡って放送された窪田の主演ドラマ『ケータイ捜査官7』(テレビ東京系)。2015年に放送されたバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際、このオーディションの席で『10年後に窪田を選んだ理由がわかる』と三池監督に言ってもらったことが励みになり、『その言葉が間違っていなかったと証明したい』と三池監督への熱い思いを口にしていました。10年目になる今年、三池監督の手によるこの作品がカンヌに出品されると知り、窪田自身も感無量のよう。ファンからも『三池監督との10年後の約束はちゃんと大きな形で果たされてたんだね』といった喜びのコメントが数多く寄せられています」

 主演舞台、主演映画、朝ドラ主演、そしてカンヌ国際映画祭出品と、2020年に向けて窪田正孝の快進撃から目が離せそうもない。

(窪田史朗)

アサジョ