2015年に当時16歳のスカマッカがPSVに移籍した際のことが問題と英紙は推測

 今夏の移籍市場を前に、欧州サッカー界に大きな影響を与える決定が下された。イタリアサッカー連盟は現地時間8日、剛腕代理人として知られるミノ・ライオラ氏にイタリア国内での3カ月間の資格停止処分を下した。

 この発表は突然のもので、具体的にどの移籍に関する手続きが問題になったかは明らかにされていない。英紙「デイリーメール」は、あくまでも「確証のない情報」としたうえで、2015年に当時ローマの下部組織に所属していて16歳だったFWジャンルカ・スカマッカ(現サッスオーロ)が、PSVに移籍した際のことが問題になっているとした。

 イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」では、ライオラ氏の弁護人は処分に至った理由の詳細を知らせると同時に、処分の一時的な凍結を求めていると伝えている。

 この発表により、8月上旬までライオラ氏はイタリアで移籍業務に関わることができない。ライオラ氏の抱える顧客には、フランス代表MFポール・ポグバマンチェスター・ユナイテッド)やオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(アヤックス)といった今夏の移籍市場で目玉になり得る選手や、イタリア代表FWマリオ・バロテッリマルセイユ)、同代表MFマルコ・ヴェラッティ(パリ・サンジェルマン)、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(LAギャラクシー)といった去就の注目される選手もいる。

 近年の流れでは、移籍金が全体的にインフレ傾向にあることに加え、最終日近くまで有力選手の交渉が持ち越されることが減っている。そうしたなかでライオラ氏がイタリアで8月上旬まで活動できないことは、特にセリエAクラブにとって大きな影響を与えることになりそうだ。(Football ZONE web編集部)

代理人のミノ・ライオラ氏【写真:Getty Images】