自然世界への畏敬を独自の表現で描き、読者を魅了し続ける漫画家、五十嵐大介の同名コミックを、ハイエッジな映像表現で世界から注目を浴びるSTUDIO4℃が映像化した『海獣の子供』が6月7日(金)から公開となる。このたび、主題歌を手掛けた米津玄師の主題歌「海の幽霊」が響き渡る最新予告映像が到着した。

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自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、父が働いている水族館にある大水槽の前にたたずんでいると、魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年“海”とその兄“空”を見つける。琉花は彼らに導かれるように、それまで見たことのなかった不思議な世界に触れていくが、3人の出会いをきっかけに地球上では様々な異常現象が起こりはじめる…。

芦田愛菜(安海琉花役)、石橋陽彩(海役)、浦上晟周(空役)など若手俳優陣が声優を務めている。加えて森崎ウィン稲垣吾郎蒼井優渡辺徹、田中泯、富司純子など実力派俳優が参加しているほか、音楽を『風立ちぬ(13)や『かぐや姫の物語(13)を手掛けた巨匠、久石譲が担当するなど、豪華キャスト&スタッフが集結した本作。

到着した最新予告映像では、昨年の第69回紅白歌合戦に出演し大きな話題を呼んだ米津玄師が、初の映画主題歌として書き下ろした「海の幽霊」がついにベールを脱ぐ。「10代のころから原作に惚れ込んでいた」という米津玄師が作り上げた渾身の楽曲は、「大切なことは言葉にならない」という歌詞が、映画のキャッチコピーにもある「一番大切な約束は、言葉では交わさない」という作品のテーマと呼応し、STUDIO4℃による圧巻の映像美で織りなす本作をさらに味わい深いものにしている。

代表曲「Lemon」が300万セールスを記録するなど、活躍が目覚ましい米津玄師の新たな代表曲となることを予感させる最新曲とともに送る豪華キャストとスタッフが作り上げた本作の公開がますます楽しみだ!(Movie Walker・文/編集部)

独特な映像表現でファンを虜にするSTUDIO4℃の最新作がついに公開