この度、長野県松本市、松本短期大学森永乳業の三者で世界に誇る健康寿命延伸都市の実現をより加速させるための取組みとして、2019年6月より松本短期大学に寄附講座(※1)「健康寿命延伸講座」を開設いたします。
 松本市は「健康寿命延伸都市・松本」を実現するための取組みを進めており、その活動の一環として、2011年には健康寿命延伸に係る研究や情報発信を担う「松本地域健康産業推進協議会」を設立しました。さらに、健康増進と医療・介護・健康分野の新たな産業創出を支援するために2015年には「(一財)松本ヘルス・ラボ」を立ち上げ、産官学の連携を積極的に推進しております。

 そのような理念に賛同し、森永乳業は、2017年より松本市、松本短期大学の三者での産官学の連携体制で、ビフィズス菌やペプチドなどの食品成分が健康に与える影響を検証するための取組みを進めてまいりました。これらの取組みは、その研究結果だけでなく、取組みに参加すること自体が健康増進に対する意識の啓発にもつながっており、松本市民の皆さまからも高い評価をいただいております。

 今回、これらの取組みをさらに充実させ、世界に誇る健康寿命延伸都市の実現をより加速させるために松本短期大学に寄附講座を開設しました。森永乳業は、今後もお客さまの健康と幸せな生活に貢献する商品作りと研究開発を進めてまいります。

【講座概要】
・大学名 松本短期大学(所在地:長野県松本市笹賀3118)
・講座名称 健康寿命延伸講座
・担当教員 幼児保育学科長、介護福祉学科長、看護学科長
・開設期間 2019年6月~2022年3月


【講座内容】
1.目的
世界に誇る健康寿命延伸都市の実現に向け、松本市、松本短期大学森永乳業の三者の知恵と技術を結集して、以下の取組みを進めることを目的といたします。
1.松本地域に在住する人々の健康増進に資する取組みを推進する。
2.未来の保健医療福祉を担う自立した人材を育成する。
3.食品の新たな可能性を開拓し、世界に発信可能なエビデンスを確立する。

2.取組みの内容
1.松本地域に在住する人々の健康増進に資する取組みを推進する。
市民の健康意識を高めるための取組みとして、松本市、松本短期大学森永乳業の三者共同で体験プログラムや市民講座などを積極的に開催します。
2.未来の保健医療福祉を担う自立した人材を育成する。
サステナブルな社会づくりに貢献する次世代育成を目指し、松本短期大学の学生を対象に食の健康増進効果を理解するための学習プログラムを提供します。また、学生や教職員の健康診断及び健康増進プログラムを定期的に実施し、自らの健康管理を通じて未来の保健医療福祉を担うにふさわしい自立した人材を育成します。
3.食品の新たな可能性を開拓し、世界に発信可能なエビデンスを確立する。
森永乳業が有する独自素材の健康増進効果を共同で検証し、信頼性の高いエビデンスを確立するとともに、そこで得られた結果を世界健康首都会議(※2)などの場を通じて世界に発信します。

※1寄附講座とは、大学や研究機関における教育・研究の活性化を目的に設置され、民間企業や行政組織などから寄附された資金や人材を活用し、運営される講座のことです。

※2世界首都健康会議とは、松本市が進める「健康寿命延伸都市」を持続可能な形で推進するため、産業化などによって支える仕組みづくりについて検討する会議です。

詳細はこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d21580-20190509-9517.pdf

松本市、松本短期大学森永乳業による共同リリースのため、重複して配信される場合がございます。あらかじめご了承ください。

配信元企業:森永乳業株式会社

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