藤ヶ谷太輔主演のドラマ「ミラー・ツインズ Season1」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)に、お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎が出演中。

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2007年には気象予報士の資格を取得、さらには下宿先の大家さんとの日常を描いた漫画「大家さんと僕」で手塚治虫文化賞を受賞した矢部は、舞台や映像で役者としても活躍している。

本作で矢部は、主人公・圭吾(藤ヶ谷)の交際相手で、倉科カナ演じる里美の隣人・根本を演じている。そんな根本が物語を大きく動かす重要なシーンの撮影が先日行われた。

監督から急きょ「根本のテーマをハミングで歌いながら歩いて来てください」とむちゃぶりを受けた矢部は、「え、え…分かりました」と悩みながら「ふふふん、ふふふん」と静かにハミング。だが、「ねもと、ねもと、て歌なんですが、やってるうちにゴジラっぽくなっちゃって」と撮影を振り返り、「でも根本が来るぞ、って意味だとゴジラっぽくてもいいのかなって」と、ユーモアを交えて監督からの要望に応えたことを明かした。

■ 存在自体がファンタジック!

そんな矢部は、自身の役どころについて、「結構重要な役だと分かって。これは私も頑張らないと、と。倉科カナさん演じる里美の隣人なんだけど、ただの隣人じゃなくて物語を動かしちゃったりするんで」と話している。

そして、主演の藤ヶ谷については「藤ヶ谷さん演じる圭吾とすれ違うシーンを撮影したのですが、立ち姿がかっこいいなと。もう立っているだけで圭吾になっていました。集中力がすごくて、一瞬で藤ヶ谷さんから圭吾に変わるのがすごいなと」と絶賛。

初共演の倉科にも、「本当に気さくで明るい方で、待ちの間、ずっと話し掛けてくれました。倉科さんとのシーンは僕にとってクランクインの日だったんですけど、おかげで緊張も解けました」と印象を語る。

また、舞台での活躍が多い矢部は、舞台と映像の違いについて「よく板尾創路さんと舞台でご一緒することがあるんですが、その時に板尾さんから言われた言葉がありまして」と切り出し、「『矢部くんは存在自体がファンタジック。舞台やと受け入れられるけど映像やと受け入れられへん(笑)』って。そんなこと言いながら、板尾さんの映画とか呼んでくれてるんですけど(笑)」と告白。

さらに、「なので、映像の時はファンタジー感を少しでも減らすように意識してます。ちゃんとドラマの世界観に溶け込むというか、板尾さんの言葉を思い出しながらいつもやってます。尊敬する師匠です」とコメントした。

■ 第6話あらすじ

車にひかれ負傷した勇吾(藤ヶ谷/二役)。その身をかくまう協力者の存在が明らかになる。一方、圭吾は恋人の里美が勇吾とつながっていると疑い、里美のマンションを張っていた。そんな中、警察内部でも新たな動きが。

久能(石黒賢)は、勇吾のあまりの手際の良さから警察内部に協力者がいる可能性を考える。皆川(高橋克典)もまた、内通者への疑念を強くしていく中、犯人につながる重要情報が警察に寄せられる。(ザテレビジョン

「ミラー・ツインズ」で倉科カナ演じる里美の隣人・根本を演じる矢部太郎