バイエルンは11日、ブンデスリーガ第33節でライプツィヒとのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。

前節ハノーファー戦を相手が10人となった中、3-1と勝利して7連覇に王手をかけた首位バイエルン(勝ち点74)は、勝利すれば最終節を残して優勝が決まる中、GKノイアーを除いてベストメンバーを送り込んだ。

既にチャンピオンズリーグ出場権を獲得している3位ライプツィヒ(勝ち点65)に対し、押し込む入りとしたバイエルンは9分、チアゴの浮き球パスに抜け出したレヴァンドフスキがGKと一対一となる決定機を迎えたが、枠を外してしまう。

先制のチャンスを逸したバイエルンはその後、ライプツィヒの反撃に遭うも凌いで応戦すると、39分に決定機。CKの流れからルーズボールをゴールエリア左のニャブリがボレー。だが、GKグラーチの好守に阻まれた。

前半終盤にかけてもバイエルンが押し込む展開としたが、コナテを軸とするライプツィヒの守備を攻略できずに0-0で前半を終えた。

迎えた後半立ち上がり、アラバの強烈なミドルシュートとコマンのミドルシュートでゴールに迫ったバイエルンは、50分に均衡を破りかける。しかし、ゴレツカがボレーシュートでネットを揺らしたものの、VARの末にレヴァンドフスキオフサイドがあったとしてノーゴールとなった。

不運な判定に見舞われたバイエルンが押し込む流れで推移するも、76分にピンチ。ハルステンベルクにボックス左まで侵入され、際どいシュートを打たれた。

終盤にかけてもバイエルンがゴールに迫ったが、89分のレヴァンドフスキの直接FKは枠を捉えきれずに0-0でタイムアップ。同時刻の試合でドルトムントデュッセルドルフに勝利したことで2ポイント差に迫られ、今節での優勝はならなかった。

なお、7連覇の懸かる最終節、バイエルンフランクフルトとホームで対戦する。

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