リーグ・アン第36節が12日に行われ、アンジェとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦。2-1でPSGが勝利を収めた。
試合は10分、アンジェが先にチャンスを演出する。アンジェロ・フルジニが中盤でボールを奪うと左サイドのフラヴィアン・テに展開。フラヴィアン・テはミドルシュートでゴール右に狙うがわずかにそれる。
18分、ダニエル・アウベスが前線に浮き球のスルーパスを送る。エディソン・カバーニが受け取り、シュートを放つとゴール左に突き刺さる。しかし、直前でオフサイドの判定となりゴールは認められない。
すると20分に試合が動く。アウベスが中盤でボールを奪うと味方を経由して再びボールを持つ。ペナルティエリア右付近からゴール前にクロスを供給。ゴール前でフリーになっていたネイマールはヘディングでゴール右に押し込み、PSGが先制に成功した。
38分、高い位置に上がってきたコラン・ダグボの右クロスに、カバーニが頭で合わせるが枠をとらえられない。さらに40分、カバーニはアンヘル・ディ・マリアの左サイドのクロスにゴール前で反応したがシュートを撃ちきれない。PSGは前半を1-0のリードで折り返した。
47分、ネイマールがドリブルでペナルティエリア右に侵入。そのままクロスを上げると、ゴール前でカバーニがフリーになっていたが合わせきれない。52分にはディ・マリアが右CKから直接狙うがGKがなんとかキャッチ。
58分、ネイマールがペナルティエリア左で相手選手をドリブルでかわすと、ゴール前にクロスを上げる。このクロスにディ・マリアがヘディングで合わせてゴール中央に流し込む。PSGは追加点を奪い、2-0とした。
75分、アンジェはFKを獲得。このFKを起点にサンタマリアが直接ヘディングでゴールに押し込むがオフサイドの判定でゴールとはならない。
86分、マルキーニョスがペナルティエリアで相手選手を倒してアンジェにPKを与えてしまう。さらに決定機阻止としてマルキーニョスが退場。キッカーのフラヴィアン・テのシュートはジャンルイジ・ブッフォンにセーブされたものの、もう一度押し込んで、アンジェは2-1とした。
このままスコアは動かず試合終了。2-0でPSGはアンジェに勝利した。この結果、優勝が決まっているPSGの勝ち点は「88」。モナコ戦以来の4試合ぶりの勝利となった。次節はCBのマルキーニョスとチアゴ・シウバ不在となる。一方、アンジェは勝ち点「45」で12位に位置している。
【スコア】
アンジェ 1-2 パリ・サンジェルマン
【得点者】
20分 ネイマール(PSG)
58分 アンヘル・ディ・マリア(PSG)
86分 フラヴィアン・テ(アンジェ)
【スターティングメンバー】
アンジェ(4-1-4-1)
ビュテル;テオ・プレナール、パヴロヴィッチ、トラオレ、マンソー;サンタマリア;フラヴィアン・テ、アデレード、パジョ(72分 カペル)、フルジニ(61分 メライ);バホケン(81分 アカ)
パリ・サンジェルマン(4-3-3)
ブッフォン;ベルナト、ムベ・ソー、マルキーニョス、ダグバ;パレデス、ヴェラッティ、アウベス(70分 クルザワ);ネイマール(90+3分 チュポ・モティング)、カバーニ、ディ・マリア(77分 ドラクスラー)
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