いまや英国内のサッカーファンでそのクラブを知らぬものなどいないサルフォード・シティが偉業を成し遂げた。

マンチスターに本拠地を構えるサルフォード・シティは、前身は1940年に設立されたサルフォード・セントラル。トップリーグよりもかなり下のカテゴリーにいたクラブだが、2014年3月にマンチェスター・ユナイテッドの92年デビュー組である、ライアン・ギグスギャリーフィルのネヴィル兄弟、ポール・スコールズニッキーバットら“クラスオブ92”が同クラブの株をそれぞれ10%ずつ購入。さらに今年1月にはクラスオブ92の最後の一人、デイビッド・ベッカムも株を購入したことで、今ではイングランド国内で大きな人気を得ている。

そんなクラブがこの度、イングランドリーグ2に昇格したのだ。リーグ2とはイングランドのプロサッカーリーグディビジョンの一つで、最上位であるプレミアリーグから数えて4番目のリーグ。実質4部と言われている。

サルフォード・シティはそれまでプロサッカーリーグより下の、アマチュアサッカーリーグフットボールカンファレンスのカンファレンス・ナショナルに所属していた。さらに言うと、クラスオブ92の面々らが株を保有するまで、もっと下のリーグにいたのだ。

それが2014年以降破竹の勢いでリーグを飛び越え、11日に行われたカンファレンス・ナショナル決勝でフィルドを3-0で下しリーグ2への昇格が決定。ついにアマチュアクラブからプロクラブに成ったのだ。

会場にはベッカム氏やネヴィル兄弟、バット氏が来ており、試合終了のホイッスルが鳴り響いた瞬間に声を挙げて大喜び。メインオーナーピーター・リム氏とともに、試合後はピッチに下りて選手やファンと喜びを分かち合った。

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