パリ・サンジェルマン(PSG)のトーマス・トゥヘル監督は、ブラジル代表FWネイマールがキャプテンになることはないと明言した。イギリススカイ・スポーツ』が伝えている。

PSGは11日、リーグ・アン第36節でアンジェと対戦。試合は1-2でPSGが勝利を収めていた。

この試合はネイマールのゴールで先制すると、アンヘル・ディ・マリアのゴールで追加点。しかし、88分にPKを献上すると、一旦はジャンルイジ・ブッフォンセーブするも、こぼれ球を押し込まれていた。

PKのシーンでは、この試合でキャプテンを務めていたマルキーニョスがファウルを犯し退場。その際、キャプテンマークをネイマールではなく、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに渡していた。

ブラジル代表ではキャプテンを務めるネイマールだが、PSGではキャプテンの座を与えられていない。この件に関してトゥヘル監督は自身の見解をコメント。ネイマールにキャプテンをさせるつもりはないと明かした。

「私にとって、ネイマールはキャプテンマークを巻くという側面を持っていない」

「彼は技術的なリーダーでありアタッカーだ。みんながこの件について話している理由がわからない。我々にはチアゴ・シウバとマルキーニョスがいる。彼らは素晴らしく、変更するつもりはない」

ネイマールはクープ・ドゥ・フランス決勝後のファン殴打の問題で、アンジェ戦が今シーズンのラストゲームとなった。その他にも、ピッチ外で度々問題を起こしているネイマールをキャプテンにすることは、やはり考えにくいだろう。

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