12日、東京競馬場で行われたG1・ヴィクトリアマイルは、5番人気のノームコアが混戦から抜け出し快勝した。D.レーン騎手は昨日の京王杯スプリングカップに続いて連日の重賞制覇で、G1初勝利。騎乗停止中のC.ルメールが開けた穴を見事に埋め、神騎乗を連日見せている。

ヴィクトリアマイル、勝利ジョッキーコメント
1着 ノームコア
D.レーン騎手
「本当にこの来日出来る機会を与えていただいて皆さんに感謝しています。JRAのG1も初めてですが、実は海外のG1も初めてなので、今の気持ちは非常にエキサイティングな最高な気持ちです。ファンの皆さんのおかげで最高の雰囲気に競馬場がなっていますので、どんどん沢山のファンに来ていただいて応援してもらいたいと思います。よろしくお願いいたします」

レース結果、詳細は下記のとおり。

 12日、東京競馬場で行われた11R・ヴィクトリアマイル(G1・4歳上オープン・牝・芝1600m)で5番人気、D.レーン騎乗、ノームコア(牝4・美浦・萩原清)が快勝した。クビ差の2着にプリモシーン(牝4・美浦・木村哲也)、3着にクロコスミア(牝6・栗東・西浦勝一)が入った。勝ちタイムは1:30.5のレコード(良)。

 1番人気で石橋脩騎乗、ラッキーライラック(牝4・栗東・松永幹夫)は4着、 2番人気で横山典弘騎乗、アエロリット(牝5・美浦・菊澤隆徳)は5着敗退。

雹(ひょう)で延期のプリンシパルSはザダルが勝利

D.レーン騎手は連日の重賞制覇

【ヴィクトリアマイル】レーン「エキサイティング!」ノームコアが初G1制覇

 神業なのかマジックなのか魔術師なのかどう表現して良いかわからないが、オーストラリア出身の若手ジョッキーD.レーン騎手が大一番でまたしても勝利をモノにした。昨日の京王杯スプリングカップに続く連日の重賞勝利で、来日後早くもG1を制覇。レースでは5番人気のノームコアを馬群の真ん中でじっと我慢させ、横一線となった直線での追い比べでは徐々に外に持ち出していき、いつの間にか抜け出していた。派手なガッツポーズでゴールに飛び込み、大混戦のヴィクトリアマイルを制した。

ノームコア 9戦4勝
(牝4・美浦・萩原清)
父:ハービンジャー
母:クロノロジスト
母父:クロフネ
馬主:池谷誠一
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ノームコア
2着 プリモシーン
3着 クロコスミア
4着 ラッキーライラック
5着 アエロリット
6着 ミエノサクシード
7着 サウンドキアラ
8着 ミッキーチャーム
9着 ソウルスターリング
10着 レッツゴードンキ
11着 レッドオルガ
12着 デンコウアンジュ
13着 サトノワルキューレ
14着 アマルフィコースト
15着 フロンテアクイーン
16着 ワントゥワン
17着 メイショウオワラ
18着 カンタービレ