プレミアリーグ最終節が12日に行われ、アーセナルバーンリーと対戦し、3-1で勝利した。

5位に位置しているものの、4位のトッテナムとは勝ち点差3で得失点差は8あるため、実質この最終節での4位浮上は不可能となっているアーセナル。照準はすでにチェルシーとのヨーロッパリーグ決勝に向けられているか。スタメンにはモンレアルやムヒタリアン、ウィロック、オーバメヤン、イウォビが起用された。

相手GKヒートンのハンドでFKを獲得したアーセナルは4分、ムヒタリアンのクロスにオーバメヤンが反応。だが、至近距離からのヘディングシュートはクロスバーを叩いた。対するバーンリーも28分、ウッドのシュートが右ポスト直撃。互いに好機を迎えた。

中盤での潰し合いが続く中、34分にマヴロパノスがティーレマンスと競り合った際に、ヒジが頭に入ってしまい続行不可能に。コシエルニーとの交代を余儀なくされた。

前半半ば以降は、バーンリーがやや攻勢を強めてアーセナルを押し込んでいく。37分には右CKからトロホウスキがゴール左を掠めるヘディングシュートを放つ。だが、前半はどちらもネットを揺らすことなくゴールレスで試合を折り返した。

試合は後半に動きを見せた。52分、バーンリーのバックパスを奪ったオーバメヤンが一気にGKと一対一に。そのままゴールに流し込んで、アーセナルが先制点を奪った。

アーセナルはさらに53分に、ボックス左からモンレアル、イウォビとつないで右足でクロスを上げる。するとこれをオーバメヤンが右足ダイレクトボレー。見事なシュートでアーセナルに追加点をもたらした。

しかしそれから2分後、バーンリーに1点返される。右サイドを攻めたバーンリーは、クロスをファーサイドのグズムンドソンが収めると、すぐに右足で入れたクロスを供給。これにバーンズが頭で合わせてゴール。これで1点差となった。

だが、アーセナルはそれでも相手の流れに飲まれることなく試合を展開。70分過ぎにはムヒタリアンやオーバメヤンが立て続けにゴールを狙っていく。バーンリーも終盤にクラウチを投入するなどして攻勢を強めると、82分にクラウチがボックス中央からシュートを放ったが、ここはアーセナルDFにブロックされた。89分にはグズムンドソンのクロスからバーンズがヘディングシュート。ゴールを生んだコンビがチャンスを作ったが、シュートは枠の右に外れた。

このまま終わるかに思われた後半アディショナルタイムアーセナルは疲れきったバーンリー守備陣に途中出場のエンケティアが侵攻。ボックス左でドリブルで一人躱しでシュートを放つと、角度のないところだったが相手に当たってゴールに吸い込まれた。

結局、試合はアーセナルが3-1で勝利。しかし、最終順位は変わらず5位で今シーズンのプレミアリーグを終えた。

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