レアル・マドリードに所属するコスタリカ代表GKケイラー・ナバスの、今夏での退団の可能性が高まっている。スペインのスポーツ紙「マルカ」が報じた。

 2014年8月にレアル・マドリードに移籍したK・ナバス。試合に出場すれば、超人的な反射神経でビッグセーブを連発し、“守護神”として長年チームを支えた。

 だが、2018年8月にティボー・クルトワが加入したことで、K・ナバスの立場は危ういものとなった。K・ナバスを信頼していたジネディーヌ・ジダンが今年になって監督に復帰したことで風向きが変わったかにも見えたが、クラブはクルトワに賭けることを選び、近いうちにK・ナバスに来シーズンのチーム構想に入っていない旨を伝えるようだ。

 K・ナバスはレアル・マドリード在籍中に、3つのチャンピオンズリーグ、1つのラ・リーガ、3つのクラブワールドカップ、3つのヨーロッパスーパーカップを獲得した。疑いの余地なくクラブに多大な貢献をしたGKではあるが、別れの時は刻一刻と近付いているのかもしれない。

ケイラー・ナバスは、レアル・マドリードの来シーズンの構想には入っていないようだ [写真]=Getty Images