チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザール(28)のレアル・マドリー移籍が5月末にも実現するという。フランス『レキップ』が報じた。

今シーズンもチェルシーのエースとして抜群の存在感を放ち続けるアザール。2020年まで契約を残しているが、長らく憧れを公言し続ける今夏のレアル・マドリー行きが有力視されており、一挙手一投足に注目が集まっている状況だ。

そのアザールは12日に敵地で行われたプレミアリーグ最終節のレスター・シティ戦後、将来を心に決め、それをクラブにも伝達済みであることを明言。マウリツィオ・サッリ監督も「残留を望むが、決断を尊重しなければ」と話した。

見立てによれば、レアル・マドリーチェルシーは数週間前の段階で移籍金1億ユーロ(約122億5000万円)で合意。29日に行われるチェルシーアーセナルによるヨーロッパリーグ(EL)決勝戦終了後にも発表されるものとみられる。

アザールは2012年夏から7シーズンにわたり、チェルシープレー。公式戦通算351試合108得点91アシストを誇り、51試合19得点16アシストを記録する今シーズンはチェルシー史初のクラブ個人賞3冠に輝いている。

いよいよ移籍が現実味を帯びてきたアザールチェルシーでのラストマッチになる可能性が高いビッグロンドンダービーとなるEL決勝で有終の美を飾れるか。

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