TOKYO MX地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。5月2日(木・祝)の放送では、日銀が公表した10年後に地方銀行の約6割が赤字になるとの試算について、意見を交わしました。

◆人口減少で“収益悪化”

日銀は4月の「金融システムリポート」で、特段の措置を講じない限り、10年後には地方銀行の約6割が赤字になるとの試算を公表しました。理由は、人口減少などを背景に、貸出残高の伸びが縮小し、収益悪化が止まらないためです。

日銀は、この試算結果に警戒を強めており「金融機関間の統合・提携や、他業態との連携も有効な選択肢となり得る」と提言しています。

作家の江上剛さんは、日本振興銀行で社長を務めた元銀行マン。ある地方銀行頭取らに話を聞いたところ「マイナス金利や、今回のようなネガティブニュースが流れるたびに、人材が取れなくなっている」と嘆いていたそうです。

江上さんは、バブル崩壊の影響である地方銀行がなくなった際、その地域の経済圏が一気に弱まったとの実例を挙げ「地域企業の再生こそが我々の役割だと、努力している地方銀行もある。地方銀行は地域経済の要」と声を大にします。


しかしながら、「収益が厳しいことは事実で(打開するには)統合しかないのかもしれない」と置かれた現状を推し量りつつ「新しい時代(令和)に何かイノベーションを起こさなければならない」と期待を込めます。

MCの堀潤も「私たちの暮らしが支えられているのは、各地域があるから。だからこそ、金融も含め中央集権になっていくのは怖い」と先行きを案じていました。

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<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイトhttp://s.mxtv.jp/morning_cross/

6割の地銀が赤字に!?「統合しかない」元銀行マンが提言