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ものまねタレントのコロッケがキャラクターを務めるフェイスグループが、新CMでにわかせんぺい本舗・東雲堂とコラボしている。1974年昭和49年)からテレビ放送されてきた「にわかせんぺい」の長寿CMを、東雲堂の許可を得てパロディー化したものだ。コロッケはテレビ番組のインタビューで新CMについて語るなかで、昨今の若手芸人に「あんぽんたんがいる」と苦言を呈している。

オリジナルはわんぱくな男の子「ぜんじ」が母親から「こら、ぜんじ! また喧嘩して来たっちゃろ」と叱られ「はよ、これで断りば言うて来んしゃい、はよ!」(これで早く謝ってきなさい)と「にわかせんぺい」を渡されて、喧嘩して泣かせた友達の家に詫びに行くという内容だ。

BGMに流れる「たまには喧嘩に負けて来い♪」の歌は、福岡県内ならばほとんどの人が耳にしたことがあるのではないか。

コロッケはそのCMを武田鉄矢美川憲一をものまねしたしゃべりで「こら、ぜんじ!」「はよ、これで笑いばとってきんしゃい!」というパロディーにしており、BGMも「たまには笑顔にさせて来い♪」と替え歌になっている。

5月5日放送の『今日感テレビ日曜版』(RKB毎日放送)で新CMについてコロッケにインタビューしたところ、彼は話の中で若手芸人について「少し売れ出すとすぐ『司会とかでやっていけないかな?』と考えるあんぽんたんがいる」「芸を進化させながらやり続けることが大切だ」との趣旨でアドバイスした。

コロッケが出演するフェイスグループのCMシリーズでは「シンガー編」「ロボット編」「ティラノサウルス編」など彼が考えたものまねのエッセンスが散りばめられており、常に芸を進化させようとするその姿勢が感じられる。

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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