マンチェスター・シティが、リヨンU-21フランス代表MFフセム・アワール(20)への関心を強めているようだ。フランス『RMC SPORT』が伝えている。

フセム・アワールは2017年にリヨンでトップチームデビューを果たした期待の若手だ。セントラルMFを主戦場とし、足元の高い技術力と長短の正確なパスを武器に、今シーズンはここまで公式戦45試合7ゴール10アシストを記録。昨年には欧州でプレーする最も活躍した21歳以下の選手を選出する『トゥットスポルト』主催のゴールデンボーイ賞の最終候補20名にも選出されている。

シティはフセム・アワールに対して、かねてより興味を示していた。今シーズン、リヨンと同居したチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグでの対戦を機に、ジョゼップ・グアルディオラ監督と、アシスタントコーチを務めるミケル・アルテタ氏の目に留まった。そして今回、シティは去就が不透明となっているドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの後釜として、獲得に動く可能性があるようだ。

なお、以前、シティがフセム・アワールに興味を抱いていた際、バルセロナに所属する同胞DFサミュエル・ユムティティは、「彼は賢く、技術的にも優れている選手だ。良質なパス、ゲームを読む力も持っている。グアルディオラのような監督がこのようなタイプの選手を好むことはごく普通のことだろうね」とコメントしていた。

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