シュツットガルトは15日、ブンデスリーガ2部のホルシュタイン・キールからドイツ人MFアタカン・カラソル(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2023年6月30日までの4年となる。

トルコドイツ人のカラソルは190cmの大柄な体躯を生かしたボール奪取能力や球際の強さが売りの守備的MF。センターバックでもプレー可能な同選手は、ボーフムやドルトムントのリザーブチームを経て2017年にキールに加入。今季はリーグ戦21試合に出場し2ゴール2アシストの数字を残していた。

シュツットガルトの取締役会に名を連ねるトーマス・ヒツルスベルガー氏は、「今シーズン、アタカンはキールで非常に良いプレーを見せていた。我々は長期に渡って彼の動向を見守っていた。そして、彼のクオリティとポテンシャルに期待している」と、長年のターゲットであったことを明かした。

一方、入れ替え戦の結果次第もうまくいけば来季からブンデスリーガ初挑戦となるカラソルは、「自分を信頼してくれたシュツットガルト首脳陣に感謝しているよ。このユニフォームに袖を通し、うまくプレーしてその期待にできるだけ早く応えていきたい」と、意気込みを語っている。

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