アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(14)のバルセロナ移籍が決定的な様相だ。フランス『レキップ』が契約条件を報じた。

グリーズマンは14日、クラブ公式サイトを通じて、今シーズン終了後の退団を電撃表明。「新たな経験、新しい挑戦」を退団理由に挙げており、その新天地として昨夏より加熱するバルセロナが有力視されている状況だ。アトレティコ・マドリーチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦敗退が決定した今年3月の時点で、バルセロナ側と代理人による交渉が早急に進展したという。

見立てによれば、そのグリーズマンバルセロナの契約期間は5年間で、年俸はアトレティコ・マドリーで受け取る2300万ユーロ(約28億2000万円)よりも少ない1700万ユーロ(約20億8000万円)。7月1日から有効となる1億2000万ユーロ(約147億2000万円)の契約解除条項が行使され、移籍が実現するものとみられる。

2014年夏にレアル・ソシエダから加わり、リーガエスパニューラヨーロッパリーグ(EL)のタイトルに貢献したグリーズマン。報道どおり、バルセロナ移籍となるか。今後の動向にも大いに注目したい。

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