フィクションと現実では、時間の流れに大きな隔たりがあることも。元号が令和へ変わったことで、かつて大流行した恋愛シミュレーションゲーム『ラブプラス』が再び脚光を浴びています。

 

きっかけとなったのは“さっきラブプラスを起動したら、「この子たちは令和を知らずに、平成のまま暮らしていくんだ」という思いがこみ上げた”という投稿でした。時間と日付をヒロインと共有する同ゲームですが、元号や祝日の変更は反映されません。この投稿に『ラブプラス』内で恋愛を楽しんでいた人からは、「2次元3次元の隔たりだけでなく、時間的にも断絶されるなんて切なすぎる…」「彼女たちはずっと同じ時代にとどまるのか。悲しいSF映画を見てる気分だ」といったコメントが。

 

しかし常に「現在」が反映されていくネットゲームには、「サービス終了」というオチがつきものです。「彼女たちが平和な“平成”を生きていけるならそれでいい。突然サービス終了される方がずっと怖い!」との声に共感の声が寄せられていました。

 

ヒロインに対して想いを馳せる人が多い一方、「時代が変わらないどころか、そもそも彼女たちは歳をとらないよね」というツッコミも。3次元の彼女なら令和を共に過ごせますよ。

 

起動すると平成を生きるヒロインが… ゲーム『ラブプラス』に胸が熱くなるユーザーたち