犬専用のカラー剤でハムスターを青く染める動画がYouTubeに投稿され、「動物虐待にしか見えない」といった批判の声が相次いでいる。

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この動画は「ハムハムTV」というYouTubeチャンネルで公開されているもの。飼い主は、ハムスターを洗面台に入れて濡らした後、歯ブラシで青いカラー剤を塗りつけていく。ハムスターは逃げるように動くが、構わず体全体を青く塗り5分放置。シャワーで洗い流し、乾かすとハムスターはまだらに青く染まっていた。さらに、この飼い主は1週間後に再びハムスターを染毛。1回目よりも多くのカラー剤を塗り、全身を真っ青に染め上げた。なお、使用したカラー剤には、「本品は犬用です。犬以外の動物(猫等)には使用しないでください」との注意書きが記されている。


犬専用のカラー剤を使用していることやハムスターが嫌がっているように見えることなどから、ネット上ではこの動画と投稿者に対し、「小さな命を苦しめないで」「観てて涙が止まらなかったです。許せない行為」「動物虐待にしか見えません」といった批判が殺到。通報の呼びかけも行われている。


ハムハムTV」ではこのほかにも、狭いビンの中にハムスターを閉じ込める動画や、紐を付けた餌に食いついたハムスターを釣り上げるという動画なども公開。チャンネル概要では、虐待などの批判に対して、「動物に過剰に依存し、少し変わった飼育方法をとる飼い主を攻撃します。彼らは動物愛護を言い訳に人間への恨みを晴らしているだけなのです。感情で行動しているだけなので、論理も通じません」とコメントしている。


画像はYouTubeチャンネル「ハムハムTV」より