5月15日には、3年振りとなるアルバム『輪廻転生〜ANGERME Past, Present & Future〜』を発売したアンジュルム。アルバム収録曲の中から、各メンバーたちがお気に入りの楽曲を語ってくれました!

【写真を見る】かわいくピース♪ 「もう一歩」の歌詞が自分自身に響きます!と語ってくれた上國料萌衣

■ 和田さんの卒業を控えているなか、アルバムが発売されましたね!

和田彩花「すべての楽曲を披露できないのは残念ですが、アンジュルムの黎明期とも言えるこの時期にアルバムという形を残せるのは、とてもうれしいです。これまでの集大成ではなく、Futureという言葉の通り、未来に向けて残すという意味でのうれしいですね」

佐々木莉佳子「和田さんが卒業する前にアルバムを出したいねとみんなで話していたので、ありがたいです。12人のアンジュルムをこういった形で残せて本当にうれしい!」

中西香菜「和田さんと一緒にアルバムを出せるのが、とってもうれしいよね! おすすめは和田さんのソロ曲『帰りたくないな。』。特に、落ちサビで和田さんが結構長めにソロで歌っているところがお気に入りです。私はイベントとかで歌っているときの和田さんの背中がとっても好きだし、歌声も本当に透き通っていて、たくさんの人に聞いてほしいなって思います」

川村文乃「この曲はH!Pオールスターズをのぞくと、私にとって初めてつんく♂さんの楽曲。歌詞も曲も大好きです!」

和田「『帰りたくないな。』はストレートな卒業ソングではないんですけど、やっぱり見た瞬間に『ああ』って。自分はこれをどう歌わないといけないのかなって、すぐに思ってしまいました。どこに帰りたくないっていうのは示されていないけど、お仕事が終わって疲れているけど、アンジュルムのみんなといる時間が楽しいから“帰りたくないな”ってリアルに思うんですよ。みんなで海へ行ったときの帰りとか、このままずっと一緒にいられたらなっていつも思っちゃうんです。その気持ちをものすごく的確に捉えられていて、メロディーもそんな感情をゆったりと入れられるメロディー。卒業を意識させるような歌詞は1つもないのに、歌っているときにいろんな思い出が蘇ってくる。でも、悲しいものじゃなくすごく温かい感情になったから、それは本当にすごい経験をしたなと思いました」

■ アンジュルムらしいカッコいい楽曲は!?

室田瑞希「私は『フラグをぶっ壊せ!』のメロディーが好き!」

竹内朱莉「私も! カッコいいよね。おしゃれ! 私と室田瑞希ちゃん、太田遥香ちゃん、伊勢鈴蘭ちゃんの4人で歌っている曲です」

室田「ラップが入っているんですけど、今までの曲の中で1番早口なラップなんですよ」

竹内「私、噛んだりしてレコーディングでうまく言えなかったな。めちゃめちゃ噛みました(笑)。普段は、あんまりこういう事はないんですよ。ここまで噛むっていうのは珍しいなって」

室田「ですよね! 苦戦しましたよ。マジでめっちゃ早いんです」

勝田里奈「私は『赤いイヤホン』がお気に入りです。春ツアーでも披露しているんですけど、まずダンスがすごくカッコいいんです。覚えるのにもすごく苦労した曲で、だからこそやりがいがあります。ダンスナンバーだけど、すごく楽しくてやりがいを感じる曲ですね。ぜひ、ライブでも聴いて欲しいです」

和田「『赤いイヤホン』はアルバム曲ではあるんですけど、アンジュルムがたどり着いた1つの最強の形がこれかなと思いますね」

船木結「EDM調のカッコいい曲で、ダンスがすごくカッコいいですよね! 間奏が長めなんですけど、そこで本格的で激しい振りをアンジュルムとしてやるので、注目して欲しいな。でも、いつもコンサートで履くようなヒールで踊るのは大変。もっともっとレベルアップさせていきたいです」

川村「この曲は足をぐわっと開いたり、低い重心で踊ったりするのが新鮮でした。普段のアンジュは女性らしさを感じる曲が多いけど、この曲は少し男っぽさもあるなって。12人で踊ると迫力がすごいんですよ。足もいっぱいあるし」

佐々木「足(笑)。人数が多いからこそ出せる迫力だよね。この曲を踊るアンジュルムを見て、私たちの圧にやられて欲しい!」

船木「最初に『赤いイヤホン』を聴いたとき、スタイリッシュなイメージがあったんですよ。でも、歌詞を読むと和田さんのことを言っているのかなぁと思う部分がいっぱいありました。まず、赤が和田さんのイメージカラーですし」

上國料萌衣「歌詞が和田さんのことを言っているみたいだねって、みんなで話したよね」

和田「アンジュルムの曲は、世界観や心の拠り所がどうあるのかっていうことがすごく重要だと思うんです。そういった部分を表現するため、私たちは歌やダンスもすごく頑張っています。その最強の1つの形が『赤いイヤホン』かなって。ダンスもすごく分かりやすく格好いい女性像の姿もあれば、いかに自分をきれいに見せるかのようなダンスも含まれているんです。かと思ったら、間奏ではバリバリのガールズヒップホップ。ヒップホップって力強い崩せる表現が多いし体をきれいに見せるっていうところから外れたダンスなので、歌とかダンスの面でも1つの最強の形は出せたなと」

■ 『赤いイヤホン』と『もう一歩』は、春ツアーでも披露されていますよね。

上國料「私は『もう一歩』という曲がお気に入りです。歌詞が自分自身に響くんです。夢を諦めず、まだまだ今から頑張ろう!という気持ちになりますね。この曲の歌詞は過去形になっているんですけど、私自身は現在進行形にすることで、より自分にあてはまるなぁって」

船木「この曲はアンジュルムにはなかなかないフェイクがあったり、ダンスも難易度が高めで、すごく苦戦した楽曲の一つです。フェイクのパートが多くて、レコーディングのときに『自由にやっていいよ』って言っていただけたんですけど、決まりがない分、逆に苦戦しましたね。高音も多い楽曲なので、レコーディング後に『もっとできたかもなぁ』ってくやしさも残りました」

笠原桃奈「この曲だけ自由にって言われましたよね」

佐々木「フェイクはみんな探り探りではあったね。私は聞いていると元気になれるから『夏将軍』も大好き。季節の中で一番夏が好きだし、ラップのパートに入ると一気に空気感がカッコよくなる。そういう切り替え部分も好き。ライブで披露するときはタオルを回すので、それも好き! ライブで歌いがいのある曲ですね」

川村「私は『夏将軍』の歌詞も和田さんを連想するんです。いつも和田さんは私たちのことを考えてよりそってくれていたので、和田さんへのアツい思いを一緒に燃え上がらせてくれるんです。なので、すごい好きな歌詞です!」

笠原「『人生、すなわちパンタ・レイ』は、歌詞がかなりコミカルで印象的。ツッコミどころがあるんですけど、サビになると意外と深いことが書かれていたりして、そのギャップが好きです」

川村「前山田健一さんが作詞作曲をしていただいたんですけど、とってもおもしろくて私も大好きな曲です。台詞とBメロが楽しく不思議で、LOVEです!」

笠原「私と上國料萌衣さん、川村文乃さん、中西香菜さんの4人のユニット曲『鏡の国のひねくれクイーン』も聞いて欲しい! この曲は、ちょっとコミカルで楽しい雰囲気の楽曲です。今までユニットで歌う曲がなかったので、うれしいです! ユニット曲ということは4人がフィーチャーされるので、ライブとかでパフォーマンスするときもスクリーンに抜かれる場面が多くなると思う。歌割りも4人だから、歌うパートも多いので楽しみ!」

佐々木「私は勝田さんと船ちゃんと3人のユニット曲『今夜もステキに落ち着けない』。カッコいい曲で、音域が広いんですよ。息継ぎがめっちゃ大変」

船木「そうですね。あとは冒頭に吐息がありまして…。レコーディング時は歌割りが決まっていないので全部歌うんですよ。先にレコーディングをしていた佐々木さんの吐息が良かったとディレクターさんから聞いていたので、歌う前に聞かせてもらったんです。絶対にそのパート歌いたいと思って」

佐々木「えー、そうなの!?」

船木「はい。もう素晴らしくて! 負けないぞって思って挑んだんですけど、私は教科書通りにしかできない人間でしたね。佐々木さんは吐息がうまい」

佐々木「吐息がうまいとか嫌だわ(笑)」

船木「その日の夜は、枕をぬらして寝ましたよ」

佐々木「でも、やっぱりアルバムに収録されている全部の曲が好き過ぎて、一つに決められません!」(ザテレビジョン)

アンジュルムのメンバーが最新アルバムをトーク! あなたの推しは、どの曲がお気に入り!?