『尾木ママ』の愛称でおなじみの教育評論家・尾木直樹氏が14日、自身のブログを更新。そこで訴えた主張に賛否の声があがっている。
■eスポーツを疑問視
尾木氏は14日、「子供たちは大人が守らないと」と題した記事を投稿。「フィジカルなスポーツと同じようにスポーツ扱いするのは やはり如何なものかしら?」と問いかける。
尾木氏が疑問視したのは、コンピューターゲームを使ったスポーツ競技『eスポーツ』。近年、国内外で大会が開催されるほどの盛り上がりを見せている。
尾木氏は「アジア大会ではカードも参加しましたがe分野はトランプとはまるで質が違います」「明らかに脳にダメージ与える危険性があります!」と強調した。
■「大人と子供は違います」
続けて、「安全なガイドライン 初期の今こそ必要なのではないでしょうか?」と再度問いかけ。「慎重に慎重に大人と子どもは違いますから」と記し、締めくくっている。
大人とは違い、子供がゲームであるところのeスポーツを行うのは教育上良くない、と主張しているようだ。
■ネットでは賛否の声
ネット上では、今回の尾木氏の主張に賛否の声があがっている。賛同派にはこのような声が見られた。
「スポーツと定義することに違和感を感じる」
「まぁ尾木ママの言い分もわかる」
「尾木ママの言うことが賛同できちゃう」
否定派には、こうした声が目立つ。
「ゲームに興味がない人はやっぱり違和感あるのかな〜」
「e-Mailに対して、『手書きで書かなきゃ』『郵便で送らない』」と言うのと同じじゃない?」
「スポーツしっかりやった経験のある人は、例えばeスポーツプレイヤーのプレイ中の思考とか駆け引きの話聞けば即理解してくれると思う」
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■ゲームに対するイメージは悪くない?
しらべぇ編集部では以前、全国の20代〜60代の男女827名を対象に「自分の子供がハマったら嫌な趣味」という調査を実施。その結果、ゲームは1割程度にとどまった。ゲームに対してマイナスイメージを持っている人は少数派のようだ。
賛否両論があるeスポーツ。どちらの意見も大切にしたいところだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代男女827名(有効回答数)
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