5月13日、作家の津原泰水さんが、幻冬舎から刊行された百田尚樹さんの『日本国紀』を批判していたところ同社より文庫が出せなくなったとツイートを行った。

反響を呼び、幻冬舎に対して作家や編集者から批判が寄せられる。作家の小野美由紀さんは、デビュー作のときに10%と明言されていた印税を8%にされたと明かし、こちらも拡散されていた。

津原さんのツイートについて反論していた幻冬舎の見城徹社長は、津原さんの実売部数を公表するツイートも行う。新聞やネットニュースのサイトなどで「実売部数晒し」と報じられ、作家や編集者などからは猛反発を呼び、見城社長はツイートを削除し謝罪した。

参考記事:幻冬舎・見城徹社長が『日本国紀』批判の作者の非公表実売部数をツイートし大炎上 後に削除し謝罪
https://getnews.jp/archives/2155759[リンク]

見城社長の実売公表ツイートの後、年配のゲーム好きの方にはおなじみであろう作家の渡辺浩弐さんは

幻冬舎の本って数字バラしてもいいの? じゃ。

_人人人人人人人人人人人人人_
> この本、印税2%でした <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

と、幻冬舎から発売していた著書「BLACK OUT」についての他ユーザーのツイートを引用してツイート
また、
「原稿料もお願いします! 」
という質問が寄せられ、それに対しては

ゼロ円

と返答していた。
なんとも衝撃的な数字、拡散されさまざまな意見が寄せられていた。他の出版社の原稿料について、といったような情報も寄せられるなどしていたようである。

※画像は『いらすとや』より

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幻冬舎で「印税2%で原稿料ゼロ円」のケースも!? 見城徹社長の「実売部数晒し」ツイートの波紋広がる