メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、2試合の出場停止と罰金処分を受けた。

イブラヒモビッチは、11日に行われたニューヨーク・シティ戦に先発出場。その試合での暴力行為が問題視されていた。

イブラヒモビッチは0-2とリードを許して迎えた86分、ボックス内でパスを受けると胸トラップでコントロール。飛び出したGKの頭上を越えるシュートを放つもクロスバーに直撃。味方がこぼれ球に詰めるも、ゴールを奪えなかった。

その際、ゴールを守ろうと起き上がった相手GKがイブラヒモビッチに後ろから衝突。不可抗力で当たったものだったが、腹を立てたイブラヒモビッチは首元を掴む行為に出ていた。なお、試合中にはイエローカードをもらうに留まっていた。

この行為は映像でも明らかに確認ができるもの。懲戒委員会はイブラヒモビッチに対し、2試合の出場停止処分を下すとともに、罰金処分を科した。なお罰金額は非公開となっている。

今シーズンはここまでMLSで10試合に出場し9ゴールを記録していたイブラヒモビッチ。19日のコロラド・ラピッズ戦、24日のオーランド・シティ戦を欠場することとなる。

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