「女子鉄アナウンサー」の久野知美さんが、2冊目の著書出版を記念してトークショーを開催。「ななめ45°」の岡安章介さんと、「かわいい鉄道」について盛り上がりました。男性にとっては、ある意味“実用書”かもしれません。

湘南モノレールで怒られた

ホリプロの「女子鉄アナウンサー」久野知美さんが、2冊目の著書『女子鉄アナウンサー久野知美のかわいい鉄道』を出版したことを記念し、2019年5月17日(金)、トークショーとサイン会が東京・神保町の書店「書泉グランデ」で開催されました。

「鉄道をかわいいと思うのは私には日常」と言う久野さんが、「かわいい鉄道」を積載量MAX、「こってりラーメンに全部のせ」レベルで詰め込んだという書籍で、「特に女子鉄さん、ママ鉄さん、ファミリー鉄さんたちにはぜひお読みいただきたいです!」とのこと。

また司会で参加した、鉄道ファンとして知られるお笑いトリオ「ななめ45°」の岡安章介さんは、「『彼女を連れて行くならここ!』という意味で参考になる」と、同書の実用性を語っています。

岡安さんは、結婚前に奥さんと周遊できるきっぷを使って江ノ島に行った際、その日すでに乗っている湘南モノレールへもう一度乗ろうとしたとき、そして江ノ島電鉄腰越駅神奈川県鎌倉市)で途中下車して付近にある併用軌道を見に行こうとしたとき、奥さんに「なんで!?」と怒られたことがあるそうです。そんな岡安さんがデート先選びに参考になると話すのは、説得力があります。

またこの書籍には、岡安さんや、同様に鉄道ファンとして知られるホリプロの南田裕介マネジャーたち男性が「かわいい鉄道」を選ぶページも存在。ただ、そのセレクトについて久野さんの感想は、以下のようなものでした。

123系『ミニエコー』とかの選択は、私は分かるけども、『かわいい鉄道』に乗せてあげると女の子を連れて行ってそれだと、たぶん怒られると思う。分かってないな~(笑)」

このとき、イベント参加者(男性が多い)から「きびし~」という声があがり、会場は笑いにつつまれました。

『女子鉄アナウンサー久野知美のかわいい鉄道』は、A5判変型オールカラー144ページで定価1500円(税別)。山と渓谷社からの発売です。

【写真】この123系電車、かわいいと思いますか?

中央が久野知美さん、向かって左が南田裕介さん、右が岡安章介さん(2019年5月17日、恵 知仁撮影)。