リーガ・エスパニョーラ第38節が18日に行われ、レバンテとアトレティコ・マドリードが対戦。レバンテのホームで行われたこの試合は、2-2のドローとなった。

 試合は6分、レバンテが先制に成功する。右CKからのクロスをルベン・ヴェゾがペナルティエリア左で頭で落とすと、ゴール前のエリック・カバコが右足で押し込んだ。

 追いつきたいアトレティコ・マドリードは34分、トーマス・パルティが右サイドに上がったフアンフランに展開。ペナルティエリア右のフアンフランはゴール前のトマ・レマルに折り返す。レマルは絶好の位置でボールに触るが、相手DFがシュートを阻止。

 すると36分、トーマスがロドリゴ・エルナンデスへバックパスを送ろうとするが、上手く連携が取れない。レバンテはこのチャンスを見逃さず、ロジェール・マルティが高い位置でカット。マルティはそのままGKとの1対1を制してレバンテが2-0とリードを奪う。

 後半に入ると49分、アンヘル・コレアがドリブルを阻止された際、相手選手を蹴ったとして一発退場。アトレティコ・マドリードは、2点ビハインドに加えて10人での厳しい戦いを強いられた。

 追いつきたいアトレティコ・マドリードは68分、アントワーヌ・グリーズマンがペナルティアーク付近で倒されてFKを獲得。グリーズマンの直接狙ったシュートは壁に弾かれたが、こぼれ球を繋いでロドリゴがペナルティエリア外からミドルシュートを放つ。左足のシュートはゴール左上に突き刺さり、アトレティコ・マドリードは1点差とした。

 さらに79分、コケがペナルティエリア外からミドルシュートで狙う。相手選手に弾かれたが、こぼれた先でフリーになっていたセルヒオ・カメロが反応。カメロはワンタッチでゴール左に流し込み、アトレティコ・マドリードは同点に追いつく。

 このまま試合は終了して、2-2のドローで最終節を終えた。この結果、レバンテとアトレティコ・マドリードの最終的な勝ち点は、それぞれ「46」、「78」となった。

【スコア】
レバンテ 2-2 アトレティコ・マドリード

【得点者】
6分 1-0 エリック・カバコ(レバンテ)
36分 2-0 ロジェール・マルティ(レバンテ)
68分 2-1 ロドリゴ・エルナンデスアトレティコ・マドリード
79分 2-2 セルヒオ・カメロ(アトレティコ・マドリード

スターティングメンバー
レバンテ(3-5-2)
コケ;カバコ、ヴェゾ、ロドリゲス;P・ロペス(78分 モラレス)、ロチーナ(78分 マンザナラ)、カンパーニャ、バルディ、ルナ(73分 シモン);マルティ、ドワミーナ

アトレティコ・マドリード(4-4-2)
アダンフアンフラン、ゴディン、モンテーロ(75分 モジェホ)、F・ルイス;コケ、ロドリゴ、トーマス(46分 カメロ)、レマル(63分 ビトーロ);グリーズマン、コレア

レバンテに追いついたアトレティコ・マドリード [写真]=Getty Images