バイエルンの元フランス代表FWフランク・リベリが前人未到のブンデスリーガ9度優勝を成し遂げた。

バイエルンは18日、ブンデスリーガ最終節でフランクフルトと対戦し、5-1で勝利した。この結果、バイエルンの7連覇達成が決定した。

この試合で注目を集めたのが、リベリとMFアリエン・ロッベン。両者は今季限りでの退団が決まっており、この試合がバイエルンでのブンデスリーガ最後の試合となった。そしてリベリとロッベンはこの試合でそれぞれ1ゴールを記録。メモリアル試合に花を添えた。

両ベテランの活躍もあり優勝トロフィーを手にしたバイエルン。これでリベリは個人的にブンデスリーガを9回制覇し、史上最多の優勝回数を誇る選手となった。

フランスフランスフットボール』によれば、これまでにバスティアン・シュバインシュタイガーオリバー・カーンフィリップ・ラーム、メーメット・ショルなど、バイエルンレジェンドたちが8度の優勝で並んでいたが、今回でリベリが一つ抜け出し、ブンデス優勝回数で単独トップに立った。

また、リベリはブンデスリーガのほかにも、DFBポカールを5回、DFLリーガポカール1回、ドイツスーパーカップ5回、チャンピオンズリーグ1回、UEFAスーパーカップ1回、クラブ・ワールドカップ1回と計23個のトロフィーを獲得しており、これはカーン氏に並ぶ数字。今シーズン、バイエルンがDFBポカール決勝でライプツィヒを倒し優勝すれば、バイエルンでのトータルの優勝回数でもリベリは単独トップに立つことになる。

2007年に加入し、幾多のトロフィーをもたらしてきたレジェンド・リベリ。果たして彼は今後どのような未来を描くのだろうか。

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