毎週日曜放送『サンデーモーニング』(TBS系)の『週刊御意見番』コーナーでスポーツの評論を行なう野球解説者・張本勲氏。
良くも悪くも断言するコメントは賛否両論で、炎上することもしばしば。とくにサッカーやバスケットボールなど、野球以外のスポーツについては「専門外のくせに言うな」と批判される。
一方で野球については、日本プロ野球ナンバーワンの3,085安打を放っているだけに「納得できる」との声もある。
■張本勲氏の野球解説は納得できる?
張本勲氏の「野球解説」についてどう思うか、しらべぇ編集部では全国10代~60代の張本勲氏を知っている人1,185名に調査を実施。
結果、「納得できると思う」と答えた人は44.6%。半数は下回ったものの、やはり野球界のレジェンドだけに、野球の評論については納得している人が一定数存在している。
■60代は半数超え
年代別に見ると、傾向が出た。
10~50代は納得している人が半数を下回っているが、張本勲氏の現役時代を知っている人が多い60代は53.4%。
安打製造機といわれ、生涯打率3割1分9厘、504本塁打、319盗塁、首位打者7回の実績を目の当たりにしているだけに、「あの張本さんが言うなら…」と納得してしまうのかも。
■納得できない人の意見は…
納得していないというTさん(30代・男性)はこう話す。
「張本さんはウェイトトレーニングを否定し、走り込みや打ち込み、投げ込みなどの反復練習で体を鍛えるべきだと話しているのですが、正直現代の理論とはかけ離れていると思う。
時代とともに野球も変わっている。それについていけていない印象がある」
■「納得できる」との声も
一方「納得できる」と答えるのは60代・男性のMさんだ。
「時代が移り変わっても野球の基本動作は変わらない。確かに新しい変化球なども出てきていますが、それも昔からあったといえばあった。
張本氏は今で言えばイチロー選手くらいの打撃力を持っており、ヒットを打つことにかけては王貞治氏や長嶋茂雄氏よりも上。放言も多く、嫌われてしまっていることは間違いないですが、野球についての解説は納得できると思うし、耳を傾けるべきだと思う」
批判されることが多い張本勲氏だが、野球解説については一定の説得力を持っているようだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の張本勲氏を知っている人1,185名(有効回答数)
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