中国メディア・東方網は18日、今年に入って米国内で売れている自動車トップ10で、米国産車4車種に対して日本車が6車種ランクインしたことを報じた。

 記事は、今年1-4月に米国市場で多く売れた車種のトップ10を紹介。1位はフォード・Fシリーズの28万4617台となり、2位にはRam P/Uが16万9132台、3位にはシボレーシルバラードが15万9003台で入ったことで、米国系のピックアップトラックがトップ3を独占する結果になったとした。また、4位もシボレーSUV・エクイノックスの12万905台となり、米国車が続いたことを伝えている。

 米国車がトップ4を独占したのに対し、5位以降10位まではすべて日本車が独占。5位は日産ローグエクストレイル)で11万7973台、6位はトヨタRAV4の11万7959台、7位はホンダCR-Vの11万5624台となり、日本の3大メーカーの主力SUVが顔を揃えた。

 さらに、8位はトヨタ・カムリの11万911台、9位はホンダシビックの10万6621台、そして10位はトヨタ・カローラの9万8287台と続いた。記事は、ランクインした日本の6車種はいずれも中国市場でもよく売れている車種であると説明している。

 さらに、自動車関連リサーチ企業Focus2moveによる米国自動車市場の予測として、今年から2025年にかけて成長が持続する可能性がある一方で、中国との貿易戦が下振れの大きなリスクになっており、状況が悪化すれば米国自動車市場のみならず世界的な経済成長を鈍化させる恐れがあると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

今年米国で売れている自動車トップ10は4つが米車、残りは全部日本車だ!=中国メディア