マンチェスター・シティは19日、チームの主将を務めるベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ(33)が今季限りで退団することを発表した。

2008年にハンブルガーSVから加入し、シティで世界的なDFへと成長したコンパニ。

ここ4季はケガもあり限られた出場数に止まっていたが、今季のプレミアリーグ第37節レスター・シティ戦ではそのまま終われば優勝が難しくなる状況のなか決勝点となるスーパーミドルを叩き込み、連覇の偉業に貢献した。

18日にはFAカップも制し、主将として史上初となる国内3冠を達成している。ただ、この夏までとなっていた契約は更新されないことになったようだ。

コンパニも自身のSNSで退団を表明し、「シティは僕に全てを与えてくれた。(中略)チームメイトなしで今の僕はなかった。」とこれまでの歩みから現在の心境までを長文で綴ると同時に、彼らしくペップ・グアルディオラ監督やスタッフにまで感謝の言葉を述べた。

【関連記事】「プレミアリーグ、この夏に『0円移籍』しうる4人の大物選手」

また、最後に「僕の将来に関する第2章(今回が第一章)は間もなく」と記し、新天地については改めて表明する意向を示している。

“伝説”作ったコンパニ、マンチェスター・シティ退団を発表