仁徳天皇陵

ユネスコの諮問機関が、百舌鳥・古市古墳群を世界文化遺産に遺産に登録するように勧告した。その古墳群の中には、日本最大の前方後円墳である大仙陵古墳(仁徳天皇陵)も含まれている。

18日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』では、世界遺産について特集された。その中で、ビートたけし前方後円墳について語ったコメントが話題になっている。

 

■映し方が逆?

前方後円墳は、3世紀中期から7世紀初めに形成された日本の代表的な古墳形式。その特徴は円形の後円部と撥の形をした前方部をくびれで分けた鍵穴のような形をしている。後円部に当時の首長であった人物が埋葬されている。

世界遺産に登録の勧告を受けてからテレビや写真で度々映し出される仁徳天皇陵だがその映し方にビートたけしは…

「時々写真が間違っているのは、前方後円墳が逆になってる時があるよね。円が下だからね、あれは丸いのが下じゃないと変なんだよね『後円墳』なんだから。みんな逆に撮っちゃうんだよね丸いのを上にしちゃう」

 

と、不満を吐露。安住アナは「前が四角で後ろが円ですね。ただ、どうしても『鍵穴のように撮ってしまいたい』というものがありますよね」と補足説明を交えて語った。

 

■ネットでは賛否両論

ネットではたけしの発言に賛否両論が巻き起こっている。

 

■「下が丸」の写真は違和感?

ネットでも意見が分かれているが、堺市役所に提供された記事上部写真も「上が丸」で撮影されたもの。これを、試しにたけしが言うように上下逆にしてみると…

前方後円墳

ちょっと違和感を覚える人が多いのではないだろうか。ちなみに「前方後円」という言葉が古墳時代にあったわけではなく、これは江戸時代後期の儒学者で天皇陵を調査した蒲生君平が著書『山陵志』の中で名付けたもの。

丸い部分が埋葬施設などがある「主丘(しゅきゅう)」で、家で言えばいわゆる母屋となる。そう考えれば、「手前(写真の上下で言うと下)に方墳を置いて主丘を奥に撮影する」というのも、自然なことと言えそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・嘉手川 裕太

ビートたけしが前方後円墳の映し方に不満を漏らして話題 「丸いのが下じゃないと変」