スュペル・リグ第33節のガラタサライvsイスタンブール・バシャクシェヒルが19日に行われ、2-1でガラタサライが勝利した。ガラタサライのDF長友はフル出場した。

リーグ戦18戦無敗中の首位ガラタサライ(勝ち点66)が、同勝ち点の2位イスタンブールBBによる首位決戦。ミッドウィークに行われたトルコカップ決勝でアクヒサルスポルに3-1で勝利し、3年ぶり18度目の優勝を飾ったガラタサライ

長友やオニェクル、ディアニェ、フェグリらを先発で起用したガラタサライは15分、相手DFのクリアミスからゴール前に抜け出したディアニェが決定機を迎えたが、つま先で合わせたシュートはゴール左に外れた。

チャンスを逃したガラタサライは、17分にピンチを迎える。ドリブルでボックス左深くまで切り込んだエリアの左クロスをゴール前で長友と競り合ったバイッチにヘディングでゴール左に流し込んだ。

すると、バイッチのゴールセレブレーションに怒ったホームサポーターの投げ込んだプラカップがマームトに直撃し、試合が一時中断する事態に。

4分間の中断で再開された試合は、ホームのガラタサライが押し込む展開となる。すると40分、ベルアンダの左CKゴール前のマルコンが左足で合わせたが、これは相手GKの好セーブに阻まれた。

迎えた後半、ガラタサライはドンクを下げてセルチュク・イナンを投入。すると57分、ベルアンダの左CKをフェグリが頭で合わせると、右ポストに弾かれたボールを再びフェグリがオーバーヘッドシュート。このシュートがゴール左に吸い込まれた。

同点弾で勢いづいたガラタサライは55分、ボックス左から侵入したオニェクルのヒールパスに反応したベルアンダがゴールネットを揺らした。これで逆転に成功したかと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の検証の結果、ゴールシーンの前のボール奪取の際にディアニェがハンドを犯しており、このゴールは取り消された。

ガラタサライは、62分にもベルアンダのスルーパスで相手DFの裏に抜け出したオニェクルがゴールネットを揺らしたが、これもわずかにオフサイドの判定でノーゴールとなった。

2度の勝ち越しチャンスを逃したガラタサライだが64分、中盤で獲得したFKからベルアンダがクロスを供給すると、ゴール前のクドリャショフがクリアミス。ファーサイドに流れたボールを走り込んだオニェクルがヘディングで叩き込み、3度目の正直で逆転に成功した。

その後、アデバヨールやロビーニョピッチに送り出したイスタンブールBBの反撃を受けるも、集中した守りでこれを弾き返し逃げ切りに成功。

当該成績でイスタンブールBBを上回ったガラタサライが、最終節を残してリーグ連覇を飾り、4年ぶりとなる国内2冠を達成した。

サムネイル画像