テリー伊藤

19日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、テリー伊藤が西川史子を「人の悪口で飯を食っている」と批判した花田優一氏に激しく憤りを見せ、コメンテーター業について持論を展開した。

 

■「失言防止マニュアル」の話題から…

テリー伊藤は自民党が「失言防止マニュアル」の内容を見て、「これをやりだしたらみんな当たり前のことしか言わない。批判なんか覚悟でやらないと」と怒りを見せる。

さらに西川史子が花田優一氏から「人の悪口で飯を食っている人」と言われたことに触れ、「なんで反論しなかったんだ、ふざけた話だ」と激怒。続けて、

「俺ね、長くずっとね、コメンテーターやってるけど、人の悪口を言ってるつもりで喋ったことなんかないですよ。なにかいいことしたいとか、想いのなかで喋っているわけじゃないですか。

 

人の悪口なんか言いたくもないし、そんなこと日曜の朝から聞きたくないと思うんですよ」

 

とまくし立てた。

 

■西川は自己反省するも…

怒りをぶつけられた形となった西川は、「私も『医者のくせにテレビに出て』ってことをいわれてたんで…」と心境を吐露する。テリーは、

「医者やってるよりも、テレビに出て、いいこと言ってるんだったら医者以上のことをやってるんだからいいじゃないですか」

 

と庇う。しかし西川は

「でも、同じこと言われて傷ついてるんだろうなと思ったから、やっぱり悪口言われてって言われたときに言い返せなかった」

 

と自身を戒めるようなコメント。テリーはコメントせず、この話を聞いた太田光が、

「傷つけないようにということをばっかり気にしていると、何も言えなくなる。失言だと言われたときにどう言い返せるか」

 

と私見を述べた。

■ネット民は懐疑的な見方

「人の悪口を言ったことはない!」と断言したテリー伊藤だが、ネット民からは訝しむ声が上がっている。

 

■8割「悪口を聞くのは疲れる」

人の悪口は「大好き」という人も稀に存在するが、多くの人は自分に向けられたものはもちろん、他人に向けたものであっても愉快な気分にはならないものだろう。

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,368名に「悪口」について聞いた調査では、およそ8割が「人の悪口を聞くのは疲れる」と回答していること見てもそれは明らかだ。

悪口を聞くのは疲れる男女別グラフ

発言が「悪口」と感じるか否かは受け取り手の「取り方次第」。異論のある視聴者も多いが、テリー自身は「意図的に言っていたことはない」と考えているようだ。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の男女1,368名 (有効回答数)

テリー伊藤、花田優一氏の「人の悪口で食ってる」批判に反論 「言うつもりで喋ったことない」