今シーズン限りでバイエルンを退団する元フランス代表MFフランク・リベリーと元オランダ代表MFアリエン・ロッベンが、リーグ優勝を決めたフランクフルト戦後にコメントした。クラブ公式HPでコメントを掲載している。

 現在36歳のリベリーと35歳のロッベンは18日に行われたブンデスリーガ最終節フランクフルト戦で共にゴールを決めて、バイエルンでの有終の美を飾った。リベリーは72分、持ち前の左サイドからのドリブル突破で2人を抜いて、最後にふさわしくリベリーらしいゴールを決めた。同選手は試合後、「とても困難なものだったけど、今大切なのは僕たちがチャンピオンだということだよ。ここアリアンツ・アレーナで、チームメイトやファンとの最後の素晴らしい瞬間だ」と祝福した。

「2、3年ではなく12年間バイエルンプレーしてきた。素晴らしい瞬間はたくさんあったが、僕にとっての最高なシーズンは(3冠を達成した)2013年だね。あの時僕たちが獲得したものは信じられなかった」

 また、ロッベンフランクフルト戦の78分、オーストリア代表DFダヴィド・アラバの折り返しを左足で流し込んでゴールを決めた。同選手は「こういう試合の後はたくさんの感情が体を巡るね。それは言葉にできない、経験しなければわからないものだね」と言葉にできない喜びをコメントしている。

「僕にとって一番嬉しいことは、バイエルンで僕と共にプレーした選手たちが今日ここにいることだ。僕はここに戻ってくるために5カ月戦った、そして今日それが報われたよ」

バイエルンを退団するアリエン・ロッベン(左)とフランク・リベリー(右) [写真]=Getty Images for FC Bayern