日本維新の会を除名処分となり、野党6党派による辞職勧告決議案を提出された丸山穂高衆議院議員が20日午前、決算行政監視委員会を前に報道陣の囲み取材に応じた。以下、記者とのやりとりの全文。

ーー辞職勧告決議案についての受け止めは。

丸山議員:これまでの辞職勧告決議案を見ていますと、明らかに刑法犯や、逮捕された、起訴された案件が全部なわけで、そうした中で発言に対して出すという事は非常におかしな話で、由々しき事態だと思いますし、逆に言論府自体が自らの首を絞めかねない行為だと思います。逆に考えていただければわかるんですが、野党から今回出されましたが、与党側は多数を握っているわけで、例えばそこで野党議員の発言に対して辞職を迫るような勧告を出せるのであれば、どんどんどんどん、次から次に議員をクビにさせられることになりますので、これは言論府として由々しき事態だと思います。

ーー仮に可決されたとしても、ご自身として辞職されるお考えは、今のところは。

丸山議員: はい。そういった意味でですね、私が辞めることで逆に前例を作ってしまいかねませんから。絶対に辞めるわけにはいかなくなってしまっている状況。

ーー維新の幹部の方がロシアに対してお詫びしたことについて、"意味不明な対応だ"というTwitter投稿をしていたが。

丸山議員:この戦後70年以上、わが国の固有の領土である北方領土を不法に占拠してきたのはロシア側でありますので、それに関連して謝罪をしに行く、というのは大変に問題があるというふうに思います。

謝罪すべきは、私が最初から申し上げていますように、今回の、あの場での不適切さと、なにより元島民の皆様に対して配慮を欠いたことであったと。そこに関しては重ねてお詫びを申し上げますが、これに関連してロシアに対して謝罪するということは誤ったメッセージを送りかねないと考えております。そういった意味での投稿でございます。

ーー辞職勧告決議案を出した側からすると、憲法の理念を逸脱する発言で、度を越しているという部分が理由にあったみたいだが、そういった主張については。

丸山議員:全くもって憲法の理念を逸脱しているとは考えておりません。

ーーそれはどういった部分が。

丸山議員:基本的には、何か私自身が実力行使したわけではありませんし、さらには私がやりましょうよ、という話でもありませんでしたので、自分としては最初から申し上げておりますように、手段が限られている、交渉も難航している中で、どういった方法を模索するか、録音を聞いていただければわかりますが、あの場所で様々、いろんな方が議論をしていましたので、そうした中で、一つの"賛否を聞く"という形での発言ですから、全く憲法違反には当たらないという風に考えております。

ーー丸山さんご自身の発言、与野党から厳しい発言が出ていますが、今もう一度、改めてあの発言を振り返ってどう評価されているか。

丸山議員:まずは不適切だったと。そして何より元島民の方に対する配慮に欠けていた、というご指摘はその通りだと思いますし、重ねて撤回と謝罪を申し上げたいというふうに思います。

ただ、今回こうした形で皆さんの注目を浴びる形になって、多くの方から色んなご意見をいただいています。それについてはひとつひとつ真摯に受け止めますし、政治家としては、私の発言から皆さんに領土問題とはどういう状況になっているのか。どうすればこの問題は解決にむかていくのか、非常に激論というか、百家争鳴な状態になっておりますので、しっかり私自身も議論を前に進めていくことで、解決に向けて進めていきたいというふうに考えております。

ーー飲酒をした上での問題が度重なっているという指摘があるが。

丸山議員:昨日か本日かの投稿で、維新の会の代表の松井一郎大阪市長が「アルコール依存症」という形で私のことを投稿されているんですが、これに対しては非常に遺憾ですし、ぜひ、撤回と謝罪していただきたいと思います。どういう形でこれを断定されて、私がそうだということで投稿されているのか。お医者さんの診断書も、根拠もなしに言っているのであれば非常に問題だというふうに思いますし、逆にそれを誰か医者から聞いたのであれば、お医者さんがそれは医師法違反でもありますし、何より本当にアルコール依存症の方への配慮を欠いた、非常に由々しき発言だと思いますので、ぜひ、ぶら下がりあるときにでも、記者さんたち、皆さんから聞いていただければというふうに思います。

すみません、ちょっと時間がそろそろ。委員会が始まりますので。
「辞めるわけにはいかなくなってしまっている状況」丸山穂高議員がTweetの意図明かす