ブラジル国内で“神童”と称される新鋭アタッカー 東京五輪を1年後に控え来日決定

 2020年の東京五輪での活躍が期待されるレアル・マドリードU-23ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが21日に初来日することになった。東京五輪を1年後に控えたタイミングで、都内で行われるイベントなどに登場する予定だという。

 ヴィニシウスは現在、レアルに在籍する弱冠18歳の新星。2017年の南米U-17選手権で得点王と大会MVPに輝き、ブラジルの名門フラメンゴと16歳でプロ契約を結んだ。17歳の時に、破格の移籍金4500万ユーロ(約55億円)でレアル・マドリードへの移籍が決まり、2018年よりスペインの名門でプレーしている。

 今季はレアル・マドリードリーグ戦18試合に出場して1得点。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも4試合に出場するなど、スター街道を順調に歩んでいる。圧倒的なスキルとスピードで相手を抜き去るドリブルは、まさに驚くべきクオリティーだ。

 先日発表されたコパ・アメリカのメンバーからは選外となったものの、ブラジル国内でも“神童”と称され、将来、サッカー王国ブラジルを背負って立つ存在として期待されている。今回の来日では都内で行われる高級時計ブランド「GaGaミラノ」の日本法人10周年の記念イベントや、フットサルイベントなどへの出演が予定されている。(Football ZONE web編集部)

レアルFWヴィニシウス【写真:Getty Images】