この記事は「市報ひがしまつしま 2019年5月15日号『矢本海浜緑地が再開園』」を紹介し、コメントしたものです。

 東日本大震災で被災した矢本海浜緑地の再開園について、宮城県東松島市の広報紙『市報ひがしまつしま 2019年5月15日号』に掲載されていました。震災から8年が過ぎた4月26日、ようやく再開園にこぎつけ、記念セレモニーが開かれたということです。

 震災前、海沿いにある矢本海浜緑地は年間約15万人もの人が訪れる市民の憩いの場でした。しかし津波で大きな被害を受け、その後、がれき置き場になったこともあり、長く閉園を余儀なくされていたといいます。

 新たな公園は、もとの場所の東側に完成しました。その広さはなんと11.2ヘクタール東京ドーム2個分よりさらに広いことになります。

 そこに用意されたのは複合遊具や水遊び広場、バーベキュー広場など親子で楽しめるスペースのほか、県内最大計54ホールパークゴルフ場。このパークゴルフ場では子どもでもプレーができるように、用具の貸し出しもおこない、3世代いっしょにスポーツを楽しめる場所になっているそう。駐車場も3か所、計686台分。都市部に住むものとしては、もう目が点になるような広さです。また鉄骨3階建ての休養施設には食堂もあり、さらに屋上展望デッキからは航空自衛隊松島基地のブルーインパルスの訓練が間近で楽しめるのだといいます。

 もちろん災害対策も行われています。休養施設は災害時の避難場所として利用できるほか、津波の一時避難場所として、高さ8メートルの築山も造成されたそう。

 沿岸部も着実に復興の歩みを続けているのだと知り、少しほっとしました。以前より拡充された矢本海浜緑地に、以前より多くの人が訪れ、より多くの笑顔であふれるよう祈らずにはいられません。

 震災の日こそ注目を集め、いろいろ報道されますが、都心においては復興関連ニュースが次第に少なくなってきた昨今。広報紙の報道ツールとしての価値を改めて感じるとともに、このコラムで更に矢本海浜緑地再開園を知る人が増えることを願っています。矢本海浜緑地は三陸自動車・道矢本I.Cから5km、石巻港I.Cから4km。電車ならJR仙石線・矢本駅からタクシーで約9分。初夏の行楽の候補地になりそうです。

提供:マイ広報紙