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H ZETT Mのワンマンライブ「ピアノ独演会2019 春 -東京オペラシティの陣-」が昨日5月19日に東京・東京オペラシティ コンサートホールで開催された。

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H ZETT Mはこの公演の冒頭、ひげを付けてステージに登場。おどけたしぐさで観客の笑いを誘ったのち、ループマシンを駆使した「極秘現代」で第1部の幕を開けた。「踏み出すニュー」では華麗な指さばきでピアノを弾きつつ、合間に童謡「アイアイ」のフレーズを挟むアドリブを展開。「争う不可思議」ではサンプラーを用い、ピアノとシーケンスを組み合わせたアレンジで演奏を行った。後半ではH ZETTRIOの楽曲「Wonderful Flight」も披露し、「その瞬間」で第1部は締めくくられた。

第2部はサンプラーやスピーカー、ステージ後方に設置されていたのれんが撤去され、ピアノ1台だけがステージに残された状態でスタート。H ZETT Mは1曲目の「高貴な連帯」や本編最後の楽曲「新しいチカラ」、アンコールの「BRICK & GLORY」「すりぬける」まで、鬼気迫るパフォーマンスでオーディエンスを圧倒した。

H ZETT M6月2日に香川・レクザムホールで、昨年延期となった「ピアノ独演会2018秋 -初四国の陣-」の振替公演を開催する。チケットは各プレイガイドで販売中。

H ZETT M「ピアノ独演会2018秋 -初四国の陣-」振替公演

2019年6月2日(日)香川県 レクザムホール
OPEN 16:00 / START 17:00

ひげを付けたH ZETT M。(Photo by Yuta Ito)