量子コンピューターが未だ実用化に至っておらず、ノートパソコンの電池の減りの速さに失望する今の時代。私たちはテクノロジーがこの50年でどれほど進歩してきたのかをつい忘れてしまう。

ここでは、そんな現代人のために分かりやすい8つの写真を用意した。これらをみて、少しでもテクノロジーへの畏敬の念を育ててくれれば幸いだ。

1. メモリ9キロバイト、800万円

Credit: Toresbe/Wikimedia

これは1965年に、米国ディジタル・イクイップメント・コーポレーションによって製造された「PDP-7」と呼ばれるミニコンピューターだ。

当時最高レベルパワーがあったにもかかわらず、7万2000ドル(約800万円)と比較的安価であると考えられていた。そのメモリは9キロバイトであり、144キロバイトまでアップグレードできたという。

2. 偉大だったCD-ROM

Credit: Louie Psihoyos

「このCR-ROMが保持できる情報量は、私の下にあるすべての紙をもってしても敵わない」ービル・ゲイツ1994年

そういえば、まだフロッピーディスクを使っている人はいるのだろうか?

3. 「1分間」の意味が変わった

Credit: Excelacom

このグラフは2016年の「1分間」で何が起きていたのかを示すものだ。たとえばツイッターでは、1分間で347,222ものツイートがされていることが分かる。

そのほとんどが近年リリースされたサービスであることが驚きだ。数年後にはまた勢力図が変わっているのだろうか。

4. アポロ計画の真実

Credit: NASA

アポロ11号が月に降り立った際に用いられたコンピューターは、現在のスマホよりも性能が劣っているものだった。

アポロ計画に携わったエンジニアたちは、こうした限られた条件の中で仕事をしていたのだ。

5. 宇宙がよりクリアに

Credit: Science Magazine

これは冥王星の画像。1996年にはモザイクにも程がある解像度だが、約10年で見違えるほどに惑星になった。

ちなみに2016年にはニュー・ホライズンズフライバイにより、冥王星が考えられていたよりも惑星に近い存在であることが確認されている。惑星への早期復活が待たれる。

6. オール・イン・ワン

Credit: ImTheGuyWhoLoveGems/Reddit

上が1993年、下が2013年の画像だ。人間の荷物は20年でここまで少なくなった。

スマホさえなくなり、トランスヒューマニズムを突っ走るのも時間の問題と考えていいだろう。

7. 人よりも大きなハードドライブ

Credit: sciencealert

1956年IBMが大のオトナ数人で運んでいるのはハードドライブだ。その用量は5メガバイト。人間が小人になったかのようだ。

8. 9年でここまで…

Credit: hombredeoso92/Reddit

「ケタ違い」とはまさにこのこと。DNA情報がチップに集約される日もそう遠くないかもしれない。

 

今当たり前のように享受しているテクノロジーが、ここ数年で急速に発達していることを実感してもらえたら幸いだ。そしてwifiが遅くてイラついてしまうときは、これらの写真を思い出せば、優しさに包まれること請け合いである。

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reference: sciencealert / written by なかしー
128MB→128GB。テクノロジーの進歩がひと目でわかる写真8選