「転職に有利」が共通する結果に

2020年卒の就職活動が佳境を迎えようとしている。しかし、希望の職に就くことができても数年で転職する人も少なくない。

ワークポートは5月15日、転職希望者263人を対象に実施した「新卒に戻れたら就きたい職業」の調査結果を発表した。

「今になって思えば、最初の会社が1番しっかりしていた」という声も

84%が「新卒当時と違う職業に就きたい」と回答。具体的な職業については、1位「クリエイター」(18.6%)、2位「システムエンジニア」(17.6%)、3位「管理(経理、財務、人事、広報)」(10.0%)という結果になった。

「それ相応の年収を稼げて、転職でその技術が評価されるため」(40代・女性・管理・クリエイター希望)

「自分の作ったものを世の中に残したい」(20代・男性・営業・クリエイター希望)

「専門職は転職に有利だから」(40代・男性・営業・システムエンジニア希望)

クリエイターシステムエンジニアには、「手に職をつけたい」、「自分で作ったものを残したい」という理由が共通していた。3位の管理系職種は、専門性が高くどの業界でも通用するため転職に有利という点で人気を集めた。いずれも将来的な転職を意識した職業と言えるだろう。4位は「企画マーケティング」(9.5%)、5位は「公務員・教育」(9.0%)となっている。

一方、新卒に戻れるとしても「当時と同じ職業」と答えた人は16%だった。その理由としては「自分に合っている」、「今になって思えば、最初の会社が1番しっかりしていた」といった声が出ていた。

ひとつの企業で働き続けることが当たり前ではなく、新卒でも転職を前提として企業を選ぶということが今では珍しくない。だが、新卒に戻れても「当時と同じ職業」と答えた人の回答が物語っているように、何が自分に合っているのか深く考えることが大事だろう。