スコットランドサッカー協会(SFA)は20日、同代表の新指揮官スティーブクラーク氏(55)が就任したことを発表した。契約期間は2022年に行われるカタールワールドカップのヨーロッパ予選までの3年契約を結んだという。

現役時代にチェルシーなどでプレーしたクラーク氏は、1994年に現役を引退すると、1998年ニューカッスルアシスタントコーチとして指導者の道をスタート。チェルシーやウェストハム、リバプールでもアシスタントコーチを務めた同氏は、2012年にWBAの指揮官として初の監督業に挑戦。

その後、レディングやアストン・ビラでも指揮官を歴任。2017年10月からはスコットランドのキルマーノック指揮官を務め、今季はチームをスコットランドプレミアリーグで3位に導いた。

スコットランド代表監督に就任したクラーク氏は、SFAの公式サイトで以下のように喜びを語った。

スコットランド代表の指揮官に任命されることは名誉なことだ。私は誇りと忠誠をもってこれを引き受けることにした」

「我々は国際舞台で成功することができる才能あるプレーヤーを有する優秀なグループだ。私は彼らと共に戦い、彼らの野心を成し遂げる手伝いができることを楽しみにしているよ」

UEFAネーションズリーグリーグCグループ1ではトップフィニッシュを飾ったスコットランドだったが、3月22日に行われたユーロ2020予選のカザフスタン代表戦で敗戦したことに加え、チームの活性化を図るため、4月にアレックス・マクレイシュ監督を解任していた。

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