アヤックスは20日、アルゼンチンのデフェンサ・イ・フスティシアからアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネス(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は1年間の契約延長オプション付きの2023年6月30日までの4年契約となる。

アヤックスでスポーツ・ディレクターを務めるマルク・オーフェルマルス氏は、左利きのセンターバックの加入に際して以下のようなコメントを残している。

マルティネスは最終ラインの複数ポジションをこなせる左利きプレーヤーだ。同時に彼はチームを前向きに戦わせることができるディフェンダーでもある」

「彼は同胞のニコ・タグリアフィコが示してきたものと同様に適切なメンタリティをこのクラブにもたらしてくれるはずだ。また、リサンドロは若く今後我々と共により良いプレーヤーに成長し続けると確信している」

178cmの小柄なセンターバックであるリサンドロ・マルティネスは、ニューウェルズ・オールドボーイズの下部組織出身。2017年8月にレンタル移籍でデフェンサに加入すると、2018年7月に完全移籍で加入していた。

2017-18シーズンはプリメーラ・ディビシオンで21試合に出場し1ゴールを記録。完全移籍で加入した2018-19シーズンは、25試合に出場し2ゴール3アシストを記録していた。

マルティネスは、U-20アルゼンチン代表に選出された経験があり、2017年に韓国で行われたU-20ワールドカップのメンバー入りしていた。また、今シーズンの国内リーグでの活躍が認められたマルティネスは、2019年3月にアルゼンチン代表に選出。ベネズエラ代表との試合でデビューを果たしている。

なお、一部では今夏の退団が確実視されているDFマタイス・デ・リフトの後釜を担うと伝えられているが、180cm未満のサイズと左サイドバックでプレー可能なことを考えると、DFダレイ・ブリントやDFニコラス・タグリアフィコのバックアッパーと考えた方が良さそうだ。

サムネイル画像