ローマ指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏(49)がセビージャの新指揮官就任で合意したようだ。スペイン『Estadio Deportivo』が伝えている。

今シーズン、パブロ・マチン監督の下でシーズンをスタートしたセビージャだったが、今年3月に成績不振を理由に同監督を解任。それまで、フットボール・ディレクター(FD)を務めていたホアキン・カパロス氏の下で残りシーズンを戦い、最終的に6位で今季のリーグ戦を終えた。

そして、来季からの新指揮官選びに注目が集まった中、今年3月にセビージャのスポーツ・ディレクター(SD)に復帰したモンチ氏は、ローマ時代の同僚に白羽を立てたようだ。

『Estadio Deportivo』が伝えるところによれば、セビージャとディ・フランチェスコ氏は2021年までの2年契約で合意に至ったようだ。

現役時代にローマなどで活躍したディ・フランチェスコ氏はサッスオーロでの優れた手腕を評価されて2017年6月にローマの新指揮官に就任。加入初年度はリーグ戦3位という成績に加え、チャンピオンズリーグ(CL)では準々決勝でバルセロナ相手に奇跡の逆転劇を見せるなど、1983-84シーズン以来のベスト4進出に導いた。

しかし、今シーズンは主力の放出と世代交代を図る過渡期の中で序盤から低迷し、2019年3月に解任。現在はフリーとなっている。

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