5月20日、米国のグーグルが中国のファーウェイとの取引を中断したと米紙が報じ、ファーウェイ製のスマートフォンユーザーを中心に悲鳴が上がっている。

 取引中断の背景には、現在加熱している米中の“貿易戦争”があると見られ、これによってファーウェイスマホでは今後、「Google Play」などのサービスが使えなくなったり、OSのアップデートができなくなったりする可能性が危惧されている。

 「アプリを例にイメージするなら、『アプリが使えなくなる』のではなく、『そもそもアプリを購入するストアにつなげなくなる』わけですから大事です。さらにグーグルに続けとばかり、インテルなどの半導体メーカー大手も取引を中断する可能性が囁かれています。もしその通りになった場合、ファーウェイ端末は事実上の“完全終了”と言っても過言ではない事態です」(IT系ライター)

 日本でもファーウェイスマホの利用者は少なくない。まだ買い換えたばかりという人もいるだろう。ネット上では早速、《先月買ったばかりのP20liteどうすんだよ》《俺のスマホがただの高級文鎮になった》《Youtubeグーグルだけど見られなくなるの?》などと、悲鳴とも諦めともとれる声が上がっている。

 果たして本当に、それらは全くの無価値になってしまうのだろうか。

 「グーグルは問い合わせに対し、取引中断を認めながらも、『既存のファーウェイ端末は引き続き機能する』と答えているようです。少なくとも今しばらくは、これまで通りに使用することができそうですね。ただ裏を返せば、今後発売される製品については機能しないとも受け取れます」(同・ライター)

 直近でファーウェイスマホへの買い替えを検討している人は、様子見をした方が良いということらしい。
 気になるのは今後の展開だ。

 「グーグルのOS『Android』に代わり、中国独自のOSが採用される流れになるのではと予測する人もいます。そうなるとファーウェイ端末はもっぱら中国人ユーザー向け専門になる可能性も。もちろん日本で使用することもできるでしょうが、人気のアプリは諦めざるを得ないかもしれませんね」(同)

 まだ行く末のはっきりしない状況下。続報が待たれる。