2019年7月12日(金)~14日(日)の3日間、東京・池袋の東京芸術劇場シアターウエストにて、日本と東南アジアを代表するストリートダンサーが共演する『DANCE DANCE ASIA—Crossing the Movements 東京公演 2019』が開催される。

DANCE DANCE ASIA は、舞台芸術の「新しい表現手法」としてここ数年来、関心が寄せられているストリートダンスを軸としたパフォーミングアーツ作品を制作するプロジェクト。本プロジェクトの実施を通して、アジア域内の交流促進と新たな文化の創造を目指すべく、2014年にスタートした。これまでに東京を含むアジア9都市で、14回にわたる公演やツアーを開催、のべ400人近くのダンサー(アーティスト)が参加、総観客数のべ3万人を超える大型プロジェクトだ。

今回行われる公演は、国際交流基金アジアセンターが主催する、日本と東南アジアの文化交流事業を幅広く紹介する祭典「響きあうアジア 2019」の主要プログラムのひとつで、アジアのダンス界で話題のクリエイターが出演する。

まず東南アジアからは、3T(スリー・ティー / ベトナム)、Nikii(ニッキー / タイ)がそれぞれ振付・演出を務め、多国籍で構成される気鋭のダンサーたちとともに、卓越したテクニックと表現力、音楽が融合された作品を披露する。3T 演出作品には世界タイトルをもつ日本の Bboy、Katsuya(カツヤ)が、Nikii 演出作品には振付演出家でコンドルズのメンバーでもあるスズキ拓朗が振付・演出補佐として参加する。

 3T (スリー・ティー) ーベトナムー

3T (スリー・ティー) ーベトナム

Nikii (ニッキー) ータイー

Nikii (ニッキー) ータイー

Katsuya (カツヤ) ー日本ー

Katsuya (カツヤ) ー日本ー


 スズキ拓朗 (スズキ タクロウ) ー日本ー

スズキ拓朗 (スズキクロウ) ー日本ー

さらに、今回は日本のクリエイターも多彩な顔触れが出演。KITE(カイト)と RADIOFISH(レディオフィッシュ)の FISHBOY(フィッシュボーイ)とのユニット Crazy Rollers(クレージーローラーズ)、2016年ロサンジェルスで開催された世界的コンテスト VIBE DANCE COMPETITION XXI で日本人として初めて優勝を果たした実力人気とも若手ナンバーワンのユニット GANMI(ガンミ)、Koharu Sugawara や MIKEY はじめ、世界のダンサーが注目する弱冠18歳のスーパーダンサーkEnkEn(ケンケン)のそれぞれが、東南アジアダンサーを招いて特別編成の作品を上演する。

 Crazy Rollers (クレージー ローラーズ) ー日本ー

Crazy Rollers (クレージー ローラーズ) ー日本ー

GANMI (ガンミ) ー日本ー

GANMI (ガンミ) ー日本ー

kEnkEn (ケンケン) ー日本ー

kEnkEn (ケンケン) ー日本ー

アジアの演出・振付家、ダンサー、クリエイターたちが共に創り上げたパフォーマンスを披露する今回の東京公演で、ストリートダンスの魅力やさらなる可能性を感じてはいかがだろうか。

【振付・演出】 3T (スリー・ティー) ーベトナムー